1948-06-30 第2回国会 参議院 財政及び金融・商業・鉱工業連合委員会 第2号
その一つは大体インフレの現下におきまし、て、低物價政策に反して人工的な價格の引上げであるということが一つと、もう一つはこれを税金で取立てますときは、國民各人の経済力に應じた額で取立てますから、公平に行きますけれども、それをしないで取引高税にいたしますと、國民一様に誰も彼も、持てる者も持たない者も負担が掛かりますので、従つて下層階級の生活が苦しくなる、そういう二つの点で実は私はこれに反対しておるのでありますけれども