1954-02-01 第19回国会 衆議院 通商産業委員会 第5号
従つてガツトのその後の模様、たとえば十二月三十一日までの二十箇国の調印の件すべてが完了しているかいなや、この点についてお伺いをいたします。
従つてガツトのその後の模様、たとえば十二月三十一日までの二十箇国の調印の件すべてが完了しているかいなや、この点についてお伺いをいたします。
従つてガツト正式加入ということがやつぱり必要になつて来るので、それについてはこの宣言にかかわらずその問題は依然として残つているので、その場合になると個別交渉ができていることと、何と言いますか、総会ですか、におきまして三分の二以上の議決がなければこの宣言がどうであつても法律的には、この宣言で二十七カ国ばかりの同意があつたからということにかかわりなく、やはり基本的な困難は残つているのではないかと思うのですがどうですか
政府委員(下田武三君) 経済局長の言われた意味はこういうことだろうと思うのでありまするが、普通の一般的関税上の最恵国條款がガツト税率にも適用するかどうかということは、先ほど黄田局長が申されましたように非常に議論があるところであるが、若し二十一條で取立ててガツト税率にも関税上の、最恵国待遇の日本に対してガツト税率に均霑させるという規定の仕方をいたしますと、これは別の問題だから特にそういう規定したのだ、従つてガツト
恩恵を受けたことをたいへん喜んでいるわけでありまするが、聞くところによりますると、この恩恵といいまするか、平等な扱いといいまするか、これがバイヤーの過去の利益と同じような利益が得られない、つまり今日で言えば、過去の利益が侵害されるという意味において、そのバイヤーが自国の政府に請願陳情をいたしまして、日本政府に向つて、今日行われているその制度は、将来は日本商品をダンピングするおそれなしとしない、従つてガツト
従つてガツトに加入する問題等の事件が起つた場合に、はたしてだれの責任においてこれが失敗に終つたときに、これをわれわれは国民にどう訴えるのか、あるいはたれの責任においてこれの前進がはばまれているのか、はなはだ疑問に思われる点が多い。
従つてガツト以上のものはないわけであります。又インドとしては、ガツト加入国以外の国との協定においても、この旨趣は常に主張しておりまして、そのできた協定にはこれが入つております。従つて日本としては、この協定は実質的には特に差支えないのじやないか、こう思つております。