1954-03-23 第19回国会 衆議院 人事委員会 第8号
あなた方はやはり法律を守つて、法律に従つた勧告をこの際毅然としてなされることを私は心からお願いしてやまないものであります。 最後にひとつ加藤国務大臣にお尋ねしたい。おなたはこの間の人事委員会においては、大臣に就任以来、自分の兼職をしておるところの各会社の取締役の地位を至急辞任したい、こういうお話でありましたが、もう辞任されたかどうか、これは非常に問題になつております。
あなた方はやはり法律を守つて、法律に従つた勧告をこの際毅然としてなされることを私は心からお願いしてやまないものであります。 最後にひとつ加藤国務大臣にお尋ねしたい。おなたはこの間の人事委員会においては、大臣に就任以来、自分の兼職をしておるところの各会社の取締役の地位を至急辞任したい、こういうお話でありましたが、もう辞任されたかどうか、これは非常に問題になつております。
事実として非常にやりにくい点もあるかと思いますけれども、やはりその要請に従つた勧告を出すべく先ず割切つた形で努力せられないと、これは遅れて行く以外の何ものでもないという気がする。そういうわけで、例えば三級地の基準を決定すると、これが将来二級だけ圧縮して新一級地の基準決定をするということになるわけですが、そういう場合において、その検討ばかりしていると、やはりだんだん遅れて行つてしまうと思う。
従いまして、われわれの方にその案に従つた勧告がございまするが、その勧告をそのまま受入れるかどうかは、もちろん日本は自主的に考えればいいのでございます。今申しましたように、武器の受入方及びその訓練の進め方等によりましてきまつて参るのでございまして、決して向うの案を日本側へ押しつけておるわけではございません。
国会に関する限りにおきましては、そういう規定もございませんし、勧告だけの規定でございますので、先程申しましたように、言葉のニユアンスになるのでございますが、道徳的責任があると申しては少し強過ぎると思うのでありますが、法律の規定に従つた勧告が出たというだけの、そういう何と申しますか、勧告が單なる文書ではない、ともかく法律の規定に従つて委員会議が出したものであるというだけの重さがあるということを申したのであります