1951-05-16 第10回国会 衆議院 行政監察特別委員会 第6号
徐祐相と申しまするのは、通称徐洪一といつております。それで本名は許正道という名前だというのでありますが、外国人登録証には徐祐相となつております。三つも四つも名前のある人間なのであります。これが昭和二十五年の十二月十三日、くしくも紀栄丸の羅臼港を出帆した日であります。
徐祐相と申しまするのは、通称徐洪一といつております。それで本名は許正道という名前だというのでありますが、外国人登録証には徐祐相となつております。三つも四つも名前のある人間なのであります。これが昭和二十五年の十二月十三日、くしくも紀栄丸の羅臼港を出帆した日であります。
また釧路地警で調べたい、あるいは方面隊で調べたいというお話があつたということでありますが、これは事実を御調査くださいますればわかると思いますけれども、十二月三十一日に徐洪一を私の警察に連れて参りまして、第四管区の制度になつておりますので、私のところで身柄を勾留しておいたわけです。
○柏村証人 この徐祐相事件と申しますのは、紀栄丸事件に関連いたしまして、羅臼、根室町の旅館その他付近を捜査いたしておりましたときに、先に申し上げました今川と何らか関係があるというふうに考えられまする朝鮮人で、自称徐洪一という者が、根室町の岬町五の十九朝鮮人中元助之という者のところに、昨年の十一月七日から約二週間宿泊しておる。