1987-09-01 第109回国会 参議院 運輸委員会 第4号
それから後部胴体の例をとりますと、キールビームといっておりますが、胴体の中に入っております構造部材でございますけれども、これについては二万時間で八%というふうな、一例を挙げますとそういうことになっております。
それから後部胴体の例をとりますと、キールビームといっておりますが、胴体の中に入っております構造部材でございますけれども、これについては二万時間で八%というふうな、一例を挙げますとそういうことになっております。
ただいま御指摘の諸点につきましては、今回の事故後、直ちに日本全国を飛んでおりますジャンボジェットの後部胴体についての一斉点検をやり、それから日本航空の会社に対しても立入検査をやり、整備体制の強化、それからさらに……
ただ、NTSBの勧告にもございますように、仮に何らかの理由で後部耐圧隔圧が一部でも破損した場合にはあのような垂直尾翼が飛ぶおそれもなしとしないということで、その場合の万全の措置として後部胴体全般の設計について検討をする必要がある、こういうふうに言っております。
それからさらに、十七日には後部胴体の圧力隔壁につきましても事実上ボーイング747の全機に対しての点検を指示したところでございます。
○政府委員(大島士郎君) 先ほどお答えいたしました事故直後の一斉点検、これは垂直尾翼と後部胴体及び後部胴体の耐圧隔壁、こういうようなところについて行ったわけでございますが、結果を総括的に言いますと、特に安全上支障となるようなふぐあいは見当たりませんでした。
七年前の大阪空港でのしりもち事故、事故機のことですが、五十三年六月二日十五時一分ごろ、大阪空港に着陸の際後部胴体の下部が滑走路に接触をした件につきましては、私も現地から帰りまして、八月十六日当運輸委員会で、ここに金属疲労の大きな原因があるのではないか、こういうふうに質問をしたわけでございます。
また後から指示いたしました後部胴体の耐圧隔壁関係につきましては、古い機体のみでございますので、対象十六機中十三機が現在まで完了しております。完了の予定は、古い機体につきましては二十二日中、また若い機体も含めました全機につきましてはおおむね八月末に完了する予定となっております。現在までの点検の結果でございますが、安全上特に問題になるふぐあいは発見されてないと報告を受けております。
最後に空港の片隅に置かれてあるDC―3の残骸機を見たのでありますが、後部胴体から右翼が切断されており、当時の事故がいかに悲惨なものであったかその実感を生々しく受けたのでございました。 大体以上のような日程でありますが、報告の都合上、空港内における事故調査と空港協議会との懇談会における状況との二つに分けて御報告申し上げたいと思います。 まず、空港内における事故調査について申し上げます。