1984-03-10 第101回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
広い意味では、農業が一生をかける職業として情熱を燃やすに足る産業である、そういうことを後継者自身が認識されて農業にいそしむ、こういうことができるような環境をつくっていく、こういうことになるわけでございまして、村づくりの対策もそうでございますし、基盤整備その他の対策も当然それに包含されるわけでございます。
広い意味では、農業が一生をかける職業として情熱を燃やすに足る産業である、そういうことを後継者自身が認識されて農業にいそしむ、こういうことができるような環境をつくっていく、こういうことになるわけでございまして、村づくりの対策もそうでございますし、基盤整備その他の対策も当然それに包含されるわけでございます。
〔委員長退席、菊池委員長代理着席〕 それからいま一つは、後継者自身がやはりそれによって一括経営ができるということで、後継者が意欲を持って農業経営に当たれるということが出てまいると思います。その点では、細分化を防ぐと同時に後継者の意欲を喚起するのに貢献し得ているというふうに考えるわけでございます。
それから、後継者移譲を通じまして、後継者自身を確保する、後継者に希望を持たせ、同時に、その後継者が代がわりすることによって経営上の若返りに貢献するということになると思うわけでございます。そういう意味では、世代の交代、若返りにこれまたかなり貢献しているというふうに考えられるわけでございます。 それから、第三者移譲の役割りでございますが、これは後継者がいない場合になされるというのが通常でございます。
それから後継者自身が借り手となっている者が三〇・四%ということでございまして、両者を合わせますと約六割ということに相なっているようでございます。
○澤邊政府委員 農業後継者が進んで農業に就農するということを促進するためには、基本的には農業に対して将来に希望を持ち意欲を持ち得るというような展望を後継者自身が持たなければならないということは御指摘のとおりでございます。