1984-04-20 第101回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第5号
たまたまこの当日は一番方でございますので、いろいろその上の管理者がたくさんいましたので、そういう点からむしろかえって手間取ったというふうな結果になっておりますが、坑内が本当に緊急を要するという場合には当然指令員から待避命令を出すことができることになっておりますので、その辺ははっきり権限を明確にしまして、今後は指令を即座に出せるようにということでこれから対処していきたい、こういうふうに考えております。
たまたまこの当日は一番方でございますので、いろいろその上の管理者がたくさんいましたので、そういう点からむしろかえって手間取ったというふうな結果になっておりますが、坑内が本当に緊急を要するという場合には当然指令員から待避命令を出すことができることになっておりますので、その辺ははっきり権限を明確にしまして、今後は指令を即座に出せるようにということでこれから対処していきたい、こういうふうに考えております。
ちょうど十二時五十八分ころ、係員がその有明鉱の二百二十メートルレベルベルトコンベヤー連絡斜坑という付近を検査しておりましたところ、そのナンバー一〇ベルトコンベヤーが燃えているのを発見いたしまして、直ちに会社側は十四時五分、二時五分に全坑、有明鉱の中で働いておられる方々に対して待避命令を発令いたしております。災害の発生いたしました当時、有明鉱には七百七名の方が入坑して働いておられました。
久慈では、大きなスピーカーで、部落じゅうに待避命令を叫んで、それで被害が最小限度に食いとめられたということでございましたが、今回もいろいろその土地その土地で無線が効いたとか、それから連絡が徹底しなかったとか、その土地の事情によりましていろいろ問題があったようであります。
坑外事務所では、誘導無線によって美唄区域全般に直ちに待避命令を発するとともに、入坑者の安否を調べたところ、災害が発生していることがわかったというような状態でございます。 それで、直ちに救護活動に入ったわけでございますが、当時、美唄区域には二百四十八名が入坑しておりました。救護隊の活躍によりまして大部分が脱出したわけでございますが、十一名が死亡、十二名が負傷したというような状態でございます。
あの発見と同時にとった措置は、坑内の火災というこういうような性格からして、当然直ちに待避命令でなけりゃならなかった、こういうふうに私たちは考えております。これか待避命令でなくして、いわゆる上司に対する報告とその指示、しかも、いま経営者側から発表されましたように、電話機の故障、こういうふうな事情の中で、しかもこの連絡に一時間二十分を経過した、この時間差の問題点であります。
したがいまして、われわれといたしまして、周囲の港の住民に対して、たとえば待避命令を出すといったような想定のもとの体制というものは必要ないと考えております。もちろん、事故がかりに起こった場合には、当然通報を受けるということになっておりますし、それによりまして、こちらからその軍艦にもう少し遠くへ離れてくれといったよらな要求がし得るように通報を受ける制度はつくっております。そういうことでございます。
そして現場から電話がきて状況判断し、日ごろ現場を十分知っておりますから、そういう判断の中で待避命令を出す、こういう仕組みにいまは大体なっているわけですね。やはり坑内火災が起きた状況が大体わかるわけですから、とにかくその場合に風下の者はすぐ待避をさせる、こういう観念を徹底させる必要があるのではないか。
災害の発生をしました炭鉱側では、直ちにまず全労働者の待避命令を出しまして、その他の地区の労務者を全部出坑させるという措置をとりまして、直ちに救護隊を招集し、罹災者の救出にあたっておりますが、その結果、先ほど申しました二名の遺体を収容いたしました。目下行くえ不明の十名の救出に全力をあげているわけでございます。
○渡邊国務大臣 田中委員の御意見の通りでございまして、われわれは災害発生が予報されまするや、直ちに中央におきまして対策本部を設けまして、関係府県並びに地方庁、これに対しましてはあらゆる通信機関、ラジオその他を通しまして、常に強制待避命令その他ができるように、人命に絶対に心配ないように、われわれは平素の訓練というものが必要であろう、かように存じておる次第でございます。
そうして、この間も十六号台風が来るということで、また夜地方庁が一つ待避命令を出そうかということがあったけれども、これは、水の中につかっておる人間もあるところで今からそれを出すと、かえって人心不安で大へんだということで、出さずにおったわけです。こういう点についていろいろ日本の気象というものはむずかしい。
待避命令の出た約四時間後には輪中一帯が泥水の海と化したのでありますが、人命に異状のなかったのは各部落に常備の舟を持っていたことと、適切な待避命令が発動されたこととによるのではなかろうか、と今さらながら当時の模様を述懐しておりました。
それからなお、これは別な問題ですが、砂防の問題が出たからお伺いするのですが、一昨昨日、茨城県に高波がやって参りまして、そして数十戸の家に待避命令がありまして、その結果、海岸、それから今度久慈港というのが新たにできたのですが、その久慈商港に行く道路が、ほとんど大破してしまって、けずりとられてしまった。こういうものも、地方民は非常な騒ぎでありますが、建設省の方でも、御調査をお願いいたしたいと思います。
において非常に困難を来たしておると言われる問題は、たとえば佐賀県の伊万里のごときは前から地すべりが起るという危険性が予知されまして、知事並びに市長が再三にわたって待避の命令あるいは移転命令を出しているようでありますが、地元住民におきましては自分の農地に対する愛着心が非常に強く、その命令が強制履行を伴わないために、ついにあのような災害を起しておる、そういう観点からいたしまして、何か法律的根拠に基いて待避命令
艦長は待避命令を出して、全員が海上に待避したのであります。その際、艦長や上級士官その他の一部の者は、日本の駆逐艦に救助せられて引揚げたのでありますが、他の多くの将兵は海上に置き去られてしまつた。