1965-12-23 第51回国会 衆議院 予算委員会 第3号
そこでそのうちの一件については、民間信用供与によるプラントの対韓延べ払い輸出許可に際して、外務省と在本邦大韓民国代表部との間の往復口上書要旨というものを出しておる。これは外務省が出した。きのう大蔵省は私に十件出した。口上書でないですよ、一覧表を出した。口上書があるだろうと言ったら、あると言う。だけれど、私は大蔵省から口上書をとることは遠慮した。
そこでそのうちの一件については、民間信用供与によるプラントの対韓延べ払い輸出許可に際して、外務省と在本邦大韓民国代表部との間の往復口上書要旨というものを出しておる。これは外務省が出した。きのう大蔵省は私に十件出した。口上書でないですよ、一覧表を出した。口上書があるだろうと言ったら、あると言う。だけれど、私は大蔵省から口上書をとることは遠慮した。
これは外務省が十一月二十六日民間信用供与によるプラントの対韓延べ払い輸出許可に際しての外務省と在本邦大韓民国代表部との間の往復口上書要旨、四十年七月十三日付口上書要旨、これは全部外交上の文書だ。さっき外務大臣は何と言ったかというと、十件とも大体これと同じひな形ですから、それで参議院にはこれを一つ出したのです。
竹島については、数十回の抗議の応酬をやったということになっておりますが、外務省から日韓特別委員会に出されました両国政府間の往復口上書、この参考資料にも、この事実は載っておらないので、いよいよ疑惑は深まるのです。そこで御質問申し上げまするが、なぜアメリカの見解をただし、その正当性の証明を求めないのか。一体、求めたことがあるのか。もし求めないとすれば、その理由は何か。求めて、回答はあったかどうか。