1989-03-28 第114回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
本来の役用牛を改良して肉用牛に育てたものだそうでして、優良牛として銘柄化に努めているとのことでした。また、土佐地鶏と外国産の鶏を交配して作った新品種の「土佐ジロー」も紹介され、卵肉兼用種としてすぐれ、農家の省力経営に威力を発揮しているとのことでした。
本来の役用牛を改良して肉用牛に育てたものだそうでして、優良牛として銘柄化に努めているとのことでした。また、土佐地鶏と外国産の鶏を交配して作った新品種の「土佐ジロー」も紹介され、卵肉兼用種としてすぐれ、農家の省力経営に威力を発揮しているとのことでした。
一応この価格の安定の問題になりますと、まず一つには、素牛の価格の問題、それから肉の問題、さらに、それに先立って子牛の価格の安定の問題があろうと思うのですが、今後は、午前中にもお話がありましたように、役用牛という形が非常に少なくなってまいりますので、肉牛として、初めからそういう目的で専門的に育てていくというような面を非常に重要視しなければならないと思うわけです。
八ページは、ただいまの表を経済地帯別、それから飼養主目的別戸数割合で示したものでございまして、肉用牛と役用牛、子取り用というふうに分けておりますが、肉用は、ごらんのように、都市近郊なり、平地域において相当ウエートを持っているということでありまして、農山村、山村には役用がなお残っている色彩が高い。