1948-04-05 第2回国会 衆議院 治安及び地方制度委員会 第21号
新しい役所の創設にあたりまして、將來永くよき傳統をつくりますためには、どうしてもりつばな人をこれに充てなければならないということを考えまして、私どもは海上保安廰の保安官の養成訓練につきましては、最重点をおきたいと考えておる次第であります。
新しい役所の創設にあたりまして、將來永くよき傳統をつくりますためには、どうしてもりつばな人をこれに充てなければならないということを考えまして、私どもは海上保安廰の保安官の養成訓練につきましては、最重点をおきたいと考えておる次第であります。
○松澤(兼)委員 私はもし理想的にこの点を考えますならば、やはり港の運営管理、それから海上保安の確保というような点は、一つの別個の公法人たる役所を設けて、その役所において、たとえば港廳と申しますか、港湾の役所でありますが、港廳を設けて、これが官にもあらず、民にもあらずという一つの独特の性格を持つた役所があつて、その役所がその港内における安全確保、その他海上保安廳で考えておりますような仕事や、あるいはまた
第二に、各省のみに置き得ることになつていた從來の制を改め、各省のほか法務廳、経済安定本部等その他法令上國務大臣がその長になつている役所にも必要に應じこれを置き得ることとし、これにより各般の重要な行政部門にわたつて政務の遂行に万全を期そうというのであります。
從つて窓口事務のごとく終始役所に勤務して、そうして巨細なる瑣末の事務を扱わせるようなことは無論政務官の任務ではありません。併しながら議會との連絡に當るという以上は、我る程度省内の事務に精通する必要が絶對のこれは要請であります。それでなければ大臣に代つて國會に出て諸般の質問に答えるなどということは到底できないことなのです。どうしても事務に精通せしめなければならん。
第二の點は、從來政務次官は各省のみに置き得ることとなつていたのでありますが、今回これを廣めまして、各省のほか法務廳その他法令上大臣がその長に當ることとなつている役所、例えば經濟安定本部、建設院、地方財政委員會等にも必要に應じこれを置き得ることといたしたことであります。これによつて、各般の重要なる行政部門に亙つて政務の遂行に万全を期し得るものと考えるのであります。
それにプラス・アルフア的に海上保安廳の船をもつて仕事をさせるというふうな構想のもとに案が進められたのでありますが、この案に対してG・H・Qとしては、非常に不徹底である、アメリカみたような金持の國でも、なるべく海上におけるそういう取締機関というものは、合理的に一元化して実際にうまくやつておるのであるから、日本もほんとうに役所が民主的に相協力するならば、中央から地方までみな自分の機関にしなくても合理的にやれるはずだという
そこで当然のことといたしまして、役所側で調べている結果に基きまして、実は二月の末から三月のはじめにかけまして一斎に更正決定をいたした次第でございます。
これを一元的に役所が扱おうとするのは間違いだと思います。從つて申告制をせつかくとつておりますので、その申告制に対しては、こういう見聞の協力を得るというような方法が講ぜられれば、非常に好都合にいくのではないか。
なお先般理事会で申し合わせました当委員会に芦田総理大臣、鈴木法務総裁及び栗栖安定本部長官に來てもらつてその発言を求めるということでありましたが、一時までに出るということになつておつたのが時間が延びましたので、一應役所に引上げておるそうであります。もしどうしてもというならば、出て來られると思うのでありますが、いかがにいたしましようか。
向うのは役所に行つてあらゆる材料、意見を聽いて、あらかじめ頭の中に入れて、國家全体についての仕事をする。日本の制度とはまるで違うのです。それをイギリスの半分と、アメリカの多少の意見を加えたこの制度というものは、私は根本的に考える必要があると思つているところへ、この問題が出てきた。しかも臨時的にこしらえるというこの窮策は、われわれはこのままに認めることはできない。
ように法務廳、安本、建設院、地方財政委員会、賠償廳、行政調査部というものも國務大臣が長になつておるのでありまして、それをここに皆書き並べるのもどうかということで、実は法務廳は例示にすぎないのでありますけれども、法務廳だけ書くのは変ではありますが、法務廳は内閣直属の廳でありまして、例示するに一番よい役所であるという意味で書いたのであります。それはなくても筋の通ることはお説の通りであります。
なお事務的な役所には要らないではないかというお説でありますが、これは省という名がついておるのは、事務をやらないで國務をするのであつて、廳の方は事務だけをやつておるというような区別は必ずしもないのでありまして、法務廳のごときは最も國務中の國務を扱つておる役所であります。
役所の方で勝手に認命する人間であります。一つもやみがなく、完全にやれるという確信がなく、このようなことをしても、断じてこれはむだであるのであります。 昨日も農林大臣は、ラヂオを通じまして、やみ米を食つておると、これは公然と言つておる。国民大衆の前で明言しておるのであります。現在この公團はうまくいつていない。いわゆるこの事実が、明らかにここで証明されておるのであります。
○政府委員(斎藤昇君) 内務省の中はもう他の役所が八つか九つ入つて参りまして、本部だけでさえ狭くて弱つておるような状況で、將來何とかしなければならんと考えておりますが、現在では何ともいたしようがないのであります。
この点は非常に旧い特定局制度が始められました当時におきましては、この新式郵便の制度を全國都鄙くまなく普及いたしますためには、非常に妙味のある一つの考案であつたのでございまして、地方の有力者の方から局舎を提供していただいて、そうしてそこに昔で言います郵便役所を開設してもらいますことが、創設当時においては非常によかつたことに違いございませんが、今日の時勢になつてみますと、まさに一方においては当然に局舎を
○細井政府委員 ただいまの御質問は、役所のセクシヨナリゼムの打破という根本問題に触れておりますので、中小企業廳がこれに対してどういう役割を果すかという点は、その部分的な点におきましてはある程度の力になろうかと思います。
○伊藤(卯)委員 機構上の問題については、なるほど今商工大臣が言われるように、永らく間において役所の割拠主義が非常に動脈硬化をしてしまつておるので、その点を中小企業廳を一つつくることによつて全体の割拠主義というものの中から中小企業に必要なものだけをとつて一元化するという点においては、相当困難な点があるということもわれわれはわかります。
ところがしばしばお役所におやりになつておりますことは、指導育成というものに名をかりて、非常なる干渉をおやりになる場合が多い。たとえば業者が希望する。
特に石炭の場合に例をとつて申しますならば、かつての石炭國管問題の場合においても、社会党の諸君から、現場と本社とは切離す、あるいは本省と現地における役所との間をもう少し切離して、そうして現地において処理させるべきだ、というような意見が強力にあつたのでありますが、今日の役所の状態からわれわれ考慮しますならば、ああいう説が出るのは当然である。
えておるのでありまして、これはどなたも恐らくは異議のない点だろうと思うのでありまするが、ただ大臣の御説明の中で私共の十分に知り得なかつたのは、振興は必要であるが、何が故に企業廳というものを別に作らなければならないようなことであるか、これが十分御説明が頂けなかつたのでありまするが、專任にするということになればいいのだろうという大体の御説明でありまするが、大体この商工省というものは、昔から中小工業の專門の役所
尚この公團が官廰式に流れて、そうしてサービスが不親切であるとか、或いは万事お役所式になつて、そうして本当の性質が沒却されるような事務的の取扱があるというようなことでございますが、私もそんなことがあつては、済まぬわけでございますけれども、実は若干あるかと思います。これは慣れないこともございますし、十分戒飭しましてそういう点のないように努めたいと思つております。
民間人の方が官吏になられて、給料がガタ落ちになる、こういう点からなかなかこちらが希望するような民間人を吸收するということはむずかしいことではございますが、しかしせつかくこういうふうな中小企業廳という役所をつくるのでございますがゆえに、できるだけこういう設立の趣旨に副うように、人的方面において格段の努力をしたいと思いますので、何分にもそういう点に関して御援助を願いたいと思つておる次第です。
しからば具体的に中小企業廳、こういう新しいお役所ができまして、特に商工大臣は中小企業の代弁者であるというくらいにお考えになつておるのでありまするから、定めしその構成等におきましても、中小企業の利益を代表するような人をお入れになるお考えであろうと存じます。
○政府委員(平田敬一郎君) 只今ご指摘の通り、昨年度におきましては實は申告納税制度を最初に施行しました關係もありまして、納税者の各位におかれましてもよく御存じなかつた點がございますのと、それから役所側におきましても思う通り事務が進歩せず、又宣傳等も不十分な點がございまして、最初の申告によりましては、納税成績は非常に惡くて、豫定の一割五分にも達しない、こういう状況に推移して参つたのでございます。
これだけのことが政府も労働組合も解決できず、全逓信が止つたり、交通が止つたり、全官公の役所が仕事を停止したりする現状を、一体國民は何とながめておるでありましようか。この燒野原からの日本再建の困難な前途を思うとき、政府も政府なら組合も組合だといわなければならぬのであります。(拍手) 農民は、労働者諸君、官吏諸君、消費者諸君のことを考えて、相当過重な供出も完成してくれた。
そう相なりますと、申告していただかなくてまならぬ範囲とか、あるいは納税額というものは非常に変りますので、四月の申告は一應一月延ばしまして、五月に申告していただいて、新しい税法に基いて納税していただくという方が、納税者にとつても便利でございますし、役所側におきましても手数でございますので、そういう趣旨で本法律案を提出して、御協賛を得たいと考えておる次第でございます。
○平田政府委員 追徴税につきましては、お話のように本年度は初めてのことでありまするし、納税者もよく存じていないし、役所側の徹底方を不十分であつたということによりまして、できるだけ寛大に扱うようにということで処置いたしておるわけであります。
これにつきましては、先ほどから申し上げておりますように、役所側としてもできるだけ早く調べて、異議の申立てある者については、適正に引直すということにつきましては、やぶさかでないのであります。先ほどからもたびたび申し上げておりますように、この際一般的に納期等を延ばして処理するというわけにはまいらないということを、御了解願いたいと思います。
ただ追徴税につきましては、御指摘のように、私どもといたしましても本年度は役所側にも宣傳不足、あるいは勉強不足等いろいろございまして、責任の相当な部分を負わなくてはならぬ。農林省の側といたしましても趣旨が徹底してなかつたという点もございなすので、運用に大幅の彈力性をもたせまして、地方の実情に應じてやるようにという趣旨のことは言つてやつております。
そこでこれにつきましては、役所だけの話は、なかなか実際問題としてこういうことでは進みません。農林委員会等が中心になられて御研究を進めていただきたい、かような希望をもつておるということを申し上げておきます。
尚資材の面につきましても同様なことが言えるのでありまして、資本の厖大な、規模の大きい、又特に役所との接触度の頻繁な大工場を、一概に能率的であり、又技術優秀であると先入的に判断をして、これらのもののみに優先的な取扱の傾向があつたのは事実であります。而も従來の重点主義というものは、最終製品即ち完成産業についてのみ考えられておつた。