2004-01-22 第159回国会 衆議院 本会議 第3号
選挙中、首相は、民主党は役人集団の票を当てにしているから役所の構造改革ができないと言われましたが、民主党は公務員人件費削減を掲げ、自民党はそれに言及をしていません。総理の批判はこの点当たらないと思いますが、御所見を伺います。(拍手) 昨年十二月二十二日、道路関係四公団民営化推進委員会の田中委員長代理と松田委員が辞任をされました。
選挙中、首相は、民主党は役人集団の票を当てにしているから役所の構造改革ができないと言われましたが、民主党は公務員人件費削減を掲げ、自民党はそれに言及をしていません。総理の批判はこの点当たらないと思いますが、御所見を伺います。(拍手) 昨年十二月二十二日、道路関係四公団民営化推進委員会の田中委員長代理と松田委員が辞任をされました。
自民党は役人集団の票を当てにしない政党になるんです。正に国民政党にならなきゃいけない。自民党は変わった。官の分野の構造改革。民間分野の構造改革は実に進んでいます。一番遅れているのが役所の機構の構造改革、官の分野の構造改革。そういう際に、役所の方々は既得権益を守ろうという人、たくさん、多いと思います。そういう段階にあって、役人の皆さんの票を当てにするような政党で改革ができるか。
しかも、自由民主党は、国家公務員とか地方公務員の役人集団の既得権を守る政党ではありません。公務員の集団の選挙の票も当てにしておりません、自由民主党は。(拍手) もしも民主党が本当に官僚の改革をするんだったらば、郵政事業に従事している人は、なぜ国家公務員でなきゃいけないんですか。なぜ民営化はしてはいけないんですか。
○中曽根国務大臣 この前の行政改革本部は大体事務次官以下レベルの機構で、そして行政管理庁長官がそのトップに立ったというもので、大体役人集団の集まりであったように思います。したがって、内部のもたれ合いみたいな現象も起こりまして、なかなか進むことができなかったのだろうと思います。