1995-06-08 第132回国会 参議院 建設委員会 第10号
現在、我が県でも彦名地区とかあるいは安来の方は……
現在、我が県でも彦名地区とかあるいは安来の方は……
○山内政府委員 先生の御指摘の点は、現在中海全体は国設鳥獣保護区になっておりますが、それをさらに具体的に、こういった鳥の渡来に役立つように彦名地区において、できれば水鳥公園と申しますか、そういったものをつくってはどうかという地元の強い御要望があることを踏まえての御質問だと思います。
それから今、揖屋地区、安来地区、弓浜地区、彦名地区等はほとんど干拓は完工されておる。問題は二千五百町歩のうち千六百町歩を抱える本庄地区の干し上げ干拓は今水面下にあるということだけなんです。したがって、十年の予定が三十年にも今日延びておった、干拓地はでき上がった、それを一つ一つ部分完工として、竣工したとして農家の皆さんに配分して生産に入ってもらうということが国全体の私は利益だと思う。
第二日は、「米子野鳥保護の会」の代表と中海に渡来する水鳥の状況等について懇談会を持ち意見を交換した後、中海の彦名地区に赴き、水質汚濁の状況及び水鳥の渡来地の現況等を調査いたしました。次いで中海干拓事業について農水省現地当局の説明の聴取と現地視察をした後、島根県庁において、県の公害・環境行政の概況、中海、宍道湖の水質の状況及び対策、中海干拓事業への対応等について県当局の説明を聴取しました。
先般、当委員会で中海を視察した際に、米子野鳥保護の会から中海の彦名地区の水島の泊地になっている箇所の今年度の工事については千陸化をしないということで合意をしたにもかかわらず、実際はほとんど干陸化してしまったという苦情が出されておりました。実際に我々が現地を見た限りでもそのような状況でありました。
弓ケ浜地区、彦名地区、本庄工区といいますか、そういう三カ所でございますが、御指摘のように現在ハクチョウのうちでコハクチョウが主なねぐらとしております彦名工区でございます。ここにおきましては確かに干拓事業進行中ではありますが、現地の野鳥保護の会が残存を希望しております工区の南端の約三十ヘクタールにつきましては水域の状態のまま保存されている、こういうふうに承知しておるわけでございます。
○本岡昭次君 そうすると、彦名地区のコハクチョウの生息に適している干潟の地域というのは三十ヘクタールですか、いまおっしゃいましたが、それはその状態のまま保存と言ってはおかしいですが、工事を進行させないで中止されているということなんですか。
――いまの彦名地区の埋め立ての問題と、ハクチョウの保護地区としてそこを残していくという事柄について、当委員会では昨年以来論議しているのですが、農水省の考え方は現在はどうなんですか。
彦名地区約三十ヘクタールについて、現在ハクチョウの飛来している数が多いわけでございまして、これをまず当面は保護水域として、工事の過程において極力残していきたいと思っております。
「米子野鳥保護の会」が、ハクチョウその他水鳥の宝庫となり得るとし、干拓地のうち彦名地区の三十ヘクタールを積極的に自然公園として整備するように、また「中海の白鳥を守る会」も、白鳥海岸と呼ばれる地域に保護干拓地域を設け、ハクチョウが渡来できる環境に整備するように、それぞれ陳情されました。
)(第二〇六一 号) 一〇一 山田、入来停車場線の県道編入に関する 請願(池田清志君紹介)(第二〇九四号) 一〇二 西大阪地盤沈下対策に関する請願外六件 (小西寅松君紹介)(第二〇九六号) 一〇三 一級国道二十八号線改良に関する請願( 永田亮一君紹介)(第二〇九七号) 一〇四 淀川及び木津川堤防の改修に関する請願 (川崎末五郎君紹介)(第二〇九八号) 一〇五 米子市彦名地区
東北高速自動車道の早期建設に関する請願(三 浦一雄君外六名紹介)(第二〇六一号) 山田、入来停車場線の県道編入に関する請願( 池田清志君紹介)(第二〇九四号) 西大阪地盤沈下対策に関する請願外六件(小西 寅松君紹介)(第二〇九六号) 一級国道二十八号線改良に関する請願(永田亮 一君紹介)(第二〇九七号) 淀川及び木津川堤防の改修に関する請願(川崎 末五郎君紹介)(第二〇九八号) 米子市彦名地区
早期建設に関する請願(三 浦一雄君外六名紹介)(第二〇六一号) 山田、入来停車場線の県道編入に関する請願( 池田清志君紹介)(第二〇九四号) 西大阪地盤沈下対策に関する請願外六件(小西 寅松君紹介)(第二〇九六号) 一級国道二十八号線改良に関する請願(永田亮 一君紹介)(第二〇九七号) 淀川及び木津川堤防の改修に関する請願(川崎 末五郎君紹介)(第二〇九八号) 同月十八日 米子市彦名地区
そこを仲よくやってもらいたいと思いますが、お話の彦名地区あるいは渡地区の点については、これは二十八年災害の際におそらくは——と申しますのは、私は過去のことになりますので沿革を聞いたり経過を聞きまた最近岡山農地事務局長をして調べしめたにすぎないのでありますけれども、一応農林省系統の建前で災害復旧をやり出そうということで、県知事さんがそういうようなあんばいをされたところ、その後建設省関係の事業として事業
その際に鳥取県米子市の彦名地区と境港市の渡地区の護岸の決壊状況をつぶさに見たわけですが、その際に、私ども現地を見た者のひとしく納得のいかない点は、米子市の彦名地区は建設省の所管になって、昭和二十九年の災害町で承認を受けたものが約四千メートルのうち三、四百メートルだけやってほったらかしてある。そのため高潮によってもとの工事も全部台なしになり、沿岸地帯は全部水びたしになって大変な騒動です。
これは九号被害のものでありまして、ちょうど中海は九号台風によって異常な水位の上昇を加え、高潮による激浪が沿岸の堤塘に激突し、境港市の渡地区と米子市の彦名地区の護岸が数カ所決壊し、背後の水田を塩田化したのでありますが、十二号台風襲来というので、この決壊箇所に土嚢を築いて応急復旧手当を施しておきましたが、再度の激浪はさらにこの決壊箇所を乗り越えて、被害をますます増大せしめたのであります。