1987-09-18 第109回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
建設省の災害技術調査委員会も、形式構造が適当でないというふうに報告をしているわけです。建設省は、被害者に対して賠償の程度、基準がはっきりしない、裁判で決めてもらえばいいと言い、むしろ国に促された形で裁判を起こしたのだ、そもそも裁判に至ったいきさつを被災者の皆さんはこういうふうに言っておられるわけであります。
建設省の災害技術調査委員会も、形式構造が適当でないというふうに報告をしているわけです。建設省は、被害者に対して賠償の程度、基準がはっきりしない、裁判で決めてもらえばいいと言い、むしろ国に促された形で裁判を起こしたのだ、そもそも裁判に至ったいきさつを被災者の皆さんはこういうふうに言っておられるわけであります。
○中田説明員 船に積む炉にはいろいろの形式、構造が考えられまして、船の大小それから速度、そういうような船側の要求を満たすにはいろいろの舶用炉が考えられる。そういう点で、一般性のある原子炉として「むつ」型以外のもう一つの新しい原子炉の勉強を始めたわけでございます。
一つは、あのせきの左側側の下流の取りつけ護岸の形式構造がまずかった、当初の設計よりも五メートル川側に延びていた、のり覆いの構造も非常に弱かったということが第一点。第二点は、四メートル鉄矢板の打ち込みをする設計だったのに、その打ち込みがなかったという問題。第三点は、この小堤ですね、小堤の計画高水位が不足していた。あそこはA・P二十二・八四メートルなのに、それよりも四十センチ低い小堤になった。
それから直接的な原因といたしましては、せきの左岸の下流側の取りつけ護岸の形式構造が、いまから見ると適当ではないじゃないか。二番目には、小堤の高さが河川改修の計画高水位に比べて低いではないかと、こういうような直接的な原因が挙げられておるわけでございます。
今回のこれに対する問題は、やはり計画流量を少し超えたわけでございますが、やはりこのような形式構造のせきにそのような水が流れた場合に、いろいろな水流の変化といいますか、複雑な現象を示して、それが迂回流というものを生じさせた。一つのそういう過程を、いまから考えて、当時予測したものは実はなかったわけでございます。そういう意味で、十分予測されておればこれは何かの手当てしたはずでございます。
それで、これはまことに作りにくいと思うが、施設とか道路の原因は、政府の政策が悪いということになってくるので、そういう統計はまずいかもしれませんが、道路の悪いために起こった事故は、どんな事故があり、何件あるか、あるいは照明、騒音、混雑、あるいは車の形式、構造、交通施設の不備のため、ノルマ過剰のためとかというような、いろいろの原因があると思うのです。それはここに出ていない、私はそれを知りたかった。