2011-05-27 第177回国会 参議院 決算委員会 第8号
財政法第三十四条の二、「公共事業費その他財務大臣の指定する経費に係るものについては、政令の定めるところにより、当該歳出予算、継続費又は国庫債務負担行為に基いてなす支出負担行為の実施計画に関する書類を作製して、これを財務大臣に送付し、その承認を経なければならない。」とされています。 今回の五%留保というのは、これらの条文には抵触しないのでありましょうか。
財政法第三十四条の二、「公共事業費その他財務大臣の指定する経費に係るものについては、政令の定めるところにより、当該歳出予算、継続費又は国庫債務負担行為に基いてなす支出負担行為の実施計画に関する書類を作製して、これを財務大臣に送付し、その承認を経なければならない。」とされています。 今回の五%留保というのは、これらの条文には抵触しないのでありましょうか。
政府は、国有林野事業の経常経費の健全化に努め、債務の増加を抑え、累積債務の減少に努力する旨を約束して当該歳出予算を計上しました。しかし、昭和六十二年度においても、結果的に経常経費の赤字体質は全く変化せず、同年度だけで債務は逆に八百五十八億円も増加しております。莫大な歳出予算を費消しながら、何ら政策目的の実現に寄与しない決算を承認することはできません。
その方法の一つとして、財政法の三十四条の二の項においては、各省各庁の長は、この歳出予算、継続費あるいは国庫債務負担行為のうち、公共事業費その他大蔵大臣の指定する経費にかかわるものについては、政令の定めるところにより、当該歳出予算、継続費または国庫債務負担行為に基づいてなす支出負担行為、その実施計画を書類で出すと、大蔵大臣は、その支出負担行為の実施計画を承認したときは、それを各省各庁の長及び会計検査院
即ち「各省各庁の長は、第三十一條第一項の規定により配賦された歳出予算、継続費及び国庫債務負担行為のうち、公共事業費その他大蔵大臣の指定する経費に係るものについては、政令の定めるところにより、当該歳出予算、継続費又は国庫債務負担行為に基いてなす支出負担行為の実施計画に関する書類を作製して、これを大蔵大臣に送付し、」と、こういう規定でございます。