1954-05-29 第19回国会 衆議院 法務委員会 第65号
出張所を設置すべきかいなかについては、その地方の人吉、交通、産業、面積の実態、登記件数及び隣接登記所の事務是等を十分考慮して決すべきでありますが、本請願による地域内の登記件数は比較的僅少でありまして、特に地方法務局の出張所を新設し、職員を駐在させることは、これによつて受ける当該村民の利益に比し、国庫の負担がいささか多きに過ぎる感があり、国家財政の現状と、相次ぐ行政整理に伴う人員の減少により、目下のところ
出張所を設置すべきかいなかについては、その地方の人吉、交通、産業、面積の実態、登記件数及び隣接登記所の事務是等を十分考慮して決すべきでありますが、本請願による地域内の登記件数は比較的僅少でありまして、特に地方法務局の出張所を新設し、職員を駐在させることは、これによつて受ける当該村民の利益に比し、国庫の負担がいささか多きに過ぎる感があり、国家財政の現状と、相次ぐ行政整理に伴う人員の減少により、目下のところ
、交通、産業、面積の実態、登記件数及び隣接登記所の事務量等を十分考慮して決すべきでありますが、本請願の管轄とすべき富家村、平川村及び中村の一部についての既往三箇年間の総処理件数は、昭和二十五年二百六十一件、同二十六年三百三十三件、同二十七年三百十件、以上一箇年平均は三百一件でありまして、このような僅少の事件を処理するために特に地方法務局の出張所を新設し、職員を駐在させることは、これによつて受ける当該村民
こういつた小さな村で、この隣の村には医者がおるというので、ただ単にその村に医者がいないというだけでは考えられないと思いますけれども、こういう多くの無医村が今日あるということについては、いろいろ私は条件があろうと思いますが、こういう条件の悪いところで、従つて医者もおらぬというそのために、私はその当該村民の生命というものが助かるものを危くし、あるいは一命を失わせるという事態がずいぶんあろうかと思うのであります
すべきかいなかについては、その地方の人口、交通状況、産業、面積の実態、登記件数及び隣接登記所の事務量等を十分考慮して決すべきでありますが、本請願の置戸町及び訓子府村における既往三箇年間の総処理件数を見まするに、昭和二十三年六百八件、昭和二十四年六百大十八件、昭和二十五年六百九十八件、平均六百五十八件でありまして、この程度の事件を処理するために、地方法務局の出張所を設け、職員を常駐させることは、これによつて受ける当該村民
このような実情の下におきまして、事件を分担させるために新たに出張所を設け職員を常置するということは、これによりまして受ける当該村民の利益に比し国庫の負担がいささか多きに過ぎる感があり、現在の我が国の現状から見てただちにこれを実現することは困難であります。
このように一ケ年間に最高二百件にも満たない事件を処理せしめるために、特にこの地に登記所を新設し職員を駐在させるということは、これによつて受けまする当該村民の利益に比しまして、國庫の負担が聊か多きに過ぐるの憾みがあるのであります。我が國の現状から見まして、直ちにこれを実現することは誠に困難であろうと考えておるのであります。
○鈴木(俊)政府委員 これは抽象的に申し上げますと、やはり当該村民の希望を深く考えられるであろうと思うのでありますが、個々の具体的の例といたしましては、その村のいろいろな歴史、沿革あるいは村の規模その他の諸般の事情をいろいろな方面から檢討して、縣会が自主的に決定をせらるべき問題でありまして、どうした方がいいというようなことは一概には申しかねると思うのであります。