1959-02-24 第31回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
そうしてもう一つは、民間で現に使われてないということがはっきりしておるとするならば、政治的な形で生まれた文字を純粋な国語審議会などに圧力をかけて、現に通用した逓の宇だから国語審議会も補正すべき文字じゃないということで、純粋な当用文字としなければならぬということに圧力を受けはしないかということです。
そうしてもう一つは、民間で現に使われてないということがはっきりしておるとするならば、政治的な形で生まれた文字を純粋な国語審議会などに圧力をかけて、現に通用した逓の宇だから国語審議会も補正すべき文字じゃないということで、純粋な当用文字としなければならぬということに圧力を受けはしないかということです。
○受田委員 では総務参事官、今の問題ですが、国語審議会が一度使われたこの文字に対して、現に逓信省と使われているからというので、そのために補正すべき文字の中からはずして、当用文字として現存させるということになるおそれはありませんか。逓信省の名前が使われても依然として郵政省時代と変らないきびしい考えでいくということで変りはないかどうか、そこを一つ……。
従つて人名に対して制限を加えるならば、一般の当用文字の範囲を多少拡げたほうがいいのじやないかという御意見、誠に賛成でございます。