1990-04-19 第118回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
御承知のように、現在年金に加入している方の多い専業的農家、これの一人当たり家計費をとってみますと、兼業農家、専業農家を含めまして農家の中でも最も水準が低いわけであります。普通の勤労者世帯の大体八六%程度の水準でしかないわけです。それからまた、御承知のように、農村地域経済の落ち込みといいますか、そういう状況も極めて厳しいわけであります。
御承知のように、現在年金に加入している方の多い専業的農家、これの一人当たり家計費をとってみますと、兼業農家、専業農家を含めまして農家の中でも最も水準が低いわけであります。普通の勤労者世帯の大体八六%程度の水準でしかないわけです。それからまた、御承知のように、農村地域経済の落ち込みといいますか、そういう状況も極めて厳しいわけであります。
○佐竹政府委員 私どもとしては大変残念なことではございますけれども、一人当たりの家計費それから農家の所得水準を比較いたしましても、これは地域によって多少違いもございますが、一般的に言って、まさに農業でやっていこうという専業農家は、安定二種兼業農家より一人当たり家計費も所得水準も低いというのが実態でございます。
それから一人当たり家計費ですね、一人当たり家計費を比べてみますと、農家の場合は八十九万一千六百円、これは都市を一〇〇とした場合に一一〇・六の値になっています。一割ほど農家の方が高いわけですね。
他方、農家の生活水準については、農家の一人当たり家計費は、勤労者世帯のそれを上回っておりますが、これは、主として兼業所得の増加によるものであります。農業構造の面では、中小家畜、施設園芸等では経営規模の拡大が進みましたが、稲作等では農地価格の上昇等から経営規模の拡大が停滞的に推移してまいりました。
他方、農家の生活水準については、農家の一人当たり家計費は、勤労者世帯のそれを上回っておりますが、これは、主として兼業所得の増加によるものであります。農業構造の面では、中小家畜、施設園芸等では経営規模の拡大が進みましたが、稲作等では農地価格の上昇などから経営規模の拡大が停滞的に推移してまいりました。
農業の他産業に対する比較生産性は、四十八年度においてはかなり上昇し、農家の生活水準も世帯員一人当たり家計費において勤労者世帯を上回っております。 また、基幹男子農業専従者のいる農家は、総農家数の三割、農業生産の六割強を占めており、最近、これら農家を中核として、農作業の受託や集団的生産組織の形成が進んでおります。
農業の他産業に対する比較生産性は、四十八年度においてはかなり上昇し、農家の生活水準も世帯員一人当たり家計費において勤労者世帯を上回っております。 また、基幹男子農業専従者のいる農家は、総農家数の三割、農業生産の六割強を占めており、最近、これらの農家を中核として、農作業の受託や集団的生産組織の形成が進んでおります。
農家の生活水準は、勤労者世帯とほぼ匹敵する水準まで向上し、一人当たり家計費は、勤労者世帯の九七・九%であります。農業生産の選択的拡大については、野菜は一・五倍、果実は一・七倍、畜産は二・八倍に生産が増加をしておるわけでございまして、したがって、基本法に定められている農政の基本的目標及びその目標を達成するための根幹的施策の方向は、現在の情勢において変える必要はないと思います。
私は、その源泉が農外所得の増加にあるとはいえ、世帯員一人当たり家計費による一般勤労者世帯との生活水準の格差は年々縮小し、生活環境が類似する市町村における比較では、むしろ農家のそれが勤労者を上回っている状況から見ましても、農村に暗い影を強調されることは当たらないように思います。
しかし、農家の所得は、順調な増加を示し、生活水準は世帯員一人当たり家計費でみますと、生活環境の類似している地方在住の勤労者世帯に対しては、ほぼ同水準となっております。 次に、農業生産は高水準を維持しておりますが、高度化し多様化している国民の食料需要の動向に十分対応しておらず、米が過剰となる反面、需要に生産が対応し得ない品目もあります。
しかし、農家の所得は順調な増加を示し、生活水準は世帯員一人当たり家計費で見ますと、生活環境の類似している地方在住の勤労者世帯に対しては、ほぼ同水準となっております。 次に、農業生産は高水準を維持しておりますが、高度化し多様化している国民の食料需要の動向に十分対応しておらず、米が過剰となる反面、需要に生産が対応し得ない品目もあります。
ことに、農家の所得は前年度を一九・五%上回り、世帯員一人当たり家計費を見ますと、生活環境の類似している地方在住の勤労者世帯を初めて五%上回るに至りました。 次に、農業生産は、四十二年、四十三年と、米の二年連続の大豊作や畜産物の増加などにより、高水準に推移いたしました。
ことに、農家の所得は前年度を一九・五%上回り、世帯員一人当たり家計費を見ますと、生活環境の類似している地方在住の勤労者世帯を初めて五%上回るに至りました。 次に、農業生産は、昭和四十二年、四十三年と、米の二年連続の大豊作や畜産物の増加などにより高水準に推移いたしました。
その根拠は、農家のほうは、全国農家経済調査の全国一戸当たり農家の一人当たり家計費の平均を出したものです。都市勤労者のほうは、家計調査による都市勤労者一人当たりの家計費の調査であります。
所得格差是正、生産性向上という農業基本法の目標は、比較生産性で見ましても、また一人当たり家計費で見ても、ほとんど改善されておりません。年率二・五%で伸びている農業生産も、その中身を検討いたしますと、畜産物の伸びであり、しかも、畜産そのものは最近急速に頭打ちの傾向を強めております。
次に、農家と勤労者世帯の生活水準の比較は、世帯員一人当たり家計費による以外に、今日のごとく、生活環境施設その他の公共施設の整備に伴って、保健衛生、教育、社会福祉等の公共サービスが発達しているときにおいては、家計費以外の関連指標にも着目する必要があります。
○丹羽政府委員 所得目標といたしましては、農家経済調査によりまして、開拓者でないいわゆる専業農家の家族の一人当たり家計費というものを求めまして、その家計費によりまして、家族によって一家の家計費が算定されるわけでございます。
したがいまして、農業と生活環境をほぼひとしくするところの人口五万未満の市町村に対しましては、世帯員一人当たり所得で申し上げますと、人口五万未満市町村で、人口五万以上都市の一〇〇に対する七九・二が、二町ないし三町のところでは七三・六、三町以上のところでは八四・二と、あるいは世帯員一人当たり家計費について見ましても、人口五万未満市町村では、五万以上都市一〇〇に対して七七・四ですけれども、二町ないし三町のところでは
農業従事者の家計費を他産業従事者のそれと比較いたしますと、全国農家の世帯員一人当たり家計費は、全国勤労者世帯のそれに対して、三十六年度において七六%程度でありましたが、三十七年度においては七七%程度と、わずかながら改善されたのであります。
農業従事者の家計費を他産業従事者のそれと比較いたしますと、全国農家の世帯員一人当たり家計費は、全国勤労者世帯のそれに対して、三十六年度において七六%程度でありましたが、三十七年度においては七七%程度とわずかながら改善されたのであります。