1984-07-10 第101回国会 参議院 農林水産委員会 第24号
そういった人間に対する臭素の作用の最大無作用量と申しますか、作用を起こさない一番大きな量というものを踏まえまして、それからおおむね十分の一ぐらいの安全度を見まして、一人一日当たりプロキロ一ミリグラム。五十キロの体重であれば五十ミリグラムというような一日最大許容量というものが設定をされたわけでございます。
そういった人間に対する臭素の作用の最大無作用量と申しますか、作用を起こさない一番大きな量というものを踏まえまして、それからおおむね十分の一ぐらいの安全度を見まして、一人一日当たりプロキロ一ミリグラム。五十キロの体重であれば五十ミリグラムというような一日最大許容量というものが設定をされたわけでございます。
それから、臭化メチルを使うことによりまして臭素が残るということはもちろん文献等によっても知っておりましたが、同時にまた、臭素の毒性というものはかなり低いと申しますか、臭素はかなり一般的に普通の食品の中にあるもので、WHOのADIも一日当たりプロキロ一ミリグラムという相当大きな量でございますので、その点については私どもある程度の安心感を持っておったわけでございます。