1987-12-15 第111回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 閉会後第1号
今回の米ソ・サミット及びINF取り決め署名によって得られた両国間の厳格な検証への合意に基づいて相互の安定と信頼を維持しながら、軍備の水準を下げていくということが確保される見通しがつきましたならば、対弾道弾ミサイル制限条約、いわゆるABM条約の取り扱いをめぐって紆余曲折がこれからもあるとしても、戦略核の五〇%削減ということも、明年前半には現実のものになる可能性がこれで生まれてきたというふうに考えてよろしいかと