2016-11-02 第192回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
としていますが、これは、部分的には弾性範囲を超えることが許されているということなんでしょうか。
としていますが、これは、部分的には弾性範囲を超えることが許されているということなんでしょうか。
○真島委員 田中委員長は、四月二十日の会見で、基準地震動レベルの地震が繰り返された場合の原発の耐震性を問われて、弾性範囲にある分には、五回、十回、百回ぐらい繰り返したって何も起こらない、変形が出るような構造物もゼロではないということだが安全上に影響を及ぼすことはないと。今、このことをより説明していただいたと思うんです。
それで、それに耐えられる、弾性範囲を超えないようにということでやっております。 ただし、これは弾性範囲にとどまるということは、全ての機器が全部ではなくて、それ自身の機能が損なわれない、部分的には若干弾性領域を超えることがあっても、おおむねきちっと機能は確保できるようにということの評価をしております。
それから動的解析、これは特に先ほどの重要施設Aクラスのものにつきまして特別に行なうわけでございますけれども、過去の地震歴から考えましてその地域での最強の地震を想定いたしまして、これから考えまして十分な各部の応力というもの、それと材料の弾性範囲内に各部の応力がおさまる、で、損傷、変形を来たさない、こういうふうな解析を行なうわけでございます。