2004-04-05 第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第7号
それから、弾心部分は鉛とアンチモンで作られているわけでありますが、これにつきましてはかなりの成分のばらつきが見られました。 具体的に数字を申し上げますと、被甲部分につきましては、奥大使から採取した試料は銅八九・七八%と亜鉛一〇・二二%でありましたが、車両内から採取した試料は銅八九・一五%と亜鉛一〇・八五%でありました。
それから、弾心部分は鉛とアンチモンで作られているわけでありますが、これにつきましてはかなりの成分のばらつきが見られました。 具体的に数字を申し上げますと、被甲部分につきましては、奥大使から採取した試料は銅八九・七八%と亜鉛一〇・二二%でありましたが、車両内から採取した試料は銅八九・一五%と亜鉛一〇・八五%でありました。
○政府参考人(瀬川勝久君) 徹甲弾かどうかという御指摘かと思いますけれども、一部その貫通力を高めるために被甲部分又は弾心部分に鉄を使うというものがあるというふうに承知をしておりますけれども、今回車内から発見されました金属片につきましては、先ほどお答えを申し上げましたとおり、鉄という金属成分は発見をされておりません。
しかし、なおそれでも、特にこの弾心部分ですとか被甲部分ですが、金属は必ずしも精緻にパーセンテージをきちっと固定して作る必要も特にないわけでございまして、例えば、鉛とアンチモンを、弾心部分などは特にそうでございますが、溶かした形でそれを固めていけば弾心になるわけですので、そこから、何といいますか、銃種の特定まで至るというのは、これはなかなか難しいんだろうというふうに思います。