1972-08-10 第69回国会 参議院 逓信委員会 閉会後第1号
非常に残念なことでありますが、いまのような郵政の労組弾圧策というものを改めないと、従業員は生産線の第一線に立つ意欲がなくなるばかりでなく、他に逃避しようとする。ある者はギャンブル、ある者は怠惰な業務成績ということになる。これは福生ですね。郵便局、都下の郵便局の、とらえてみればわが局員なりという、この青年もまた、ギャンブルにたけり狂った一典型ですね。
非常に残念なことでありますが、いまのような郵政の労組弾圧策というものを改めないと、従業員は生産線の第一線に立つ意欲がなくなるばかりでなく、他に逃避しようとする。ある者はギャンブル、ある者は怠惰な業務成績ということになる。これは福生ですね。郵便局、都下の郵便局の、とらえてみればわが局員なりという、この青年もまた、ギャンブルにたけり狂った一典型ですね。
逐条的な詳細につきましては後刻に譲りますが、これを概括的に見ましても、ただいま中村委員が質問されましたように、改正案の保険医弾圧策と申しますか、そういうものは三つに集約されると思うのでございます。まず第一が、医療機関の期限付指定及び保険医登録の二重制であります。二番目といたしましては、検査、監査の明文化であります。三番目は審査機構の官僚化でございます。
それから一月二十六日に軍が日本に通告いたしました九十一名の人員整理の問題、たまたまこうして非常に紛争が、解決困難な状態に追いつめられている矢先、こうした人員整理を重ねて打ち出したということにつきましては、組合側からいいますというと、これはあたかも組合の活動に対する弾圧策である、軍に協力しない者は解雇をすると言う。
これが理論的把握なくして、吉田さん一派の諸君のように、ただ反共々々と、それを一枚看板にいたしまして、無暗に共産主義者を弾圧しましても、(「政策じやないそれは」と呼ぶ者あり)それはバイブルの一節も読まないで、徳川幕府の無智なる役人どもがキリスト教徒をば迫害いたしましたところの、あのキリシタン・バテレンに対する徳川幕府弾圧策と同じような、吉田内閣の無智の表現そのもに私はほかならないと考えるのであります。
この状態に対する政府の施策は、ただいたずらに破防法、警察法、労働三法などの改惡によつて弾圧策に出る以外の何ものでもない。国民をして、いたずらに反抗、抗争せしむるのみであります。あまつさえ、吉田首相は国会を軽視し、みずから国憲の権威を喪失しつつある。今国会における幾多の波乱は、ことごとく総理大臣の国会軽視にその原因があるのであります。
つまりもつと具体的に言えば、いわゆるある一部の法廷闘争の弾圧策ではないかというような意見が一般市中には行われているわけであります。そういう意見を非常に抱かされがちである。