2019-03-18 第198回国会 参議院 予算委員会 第11号
この泥水は強酸性でございまして、自然由来の硫酸やヒ素が含まれていたため、流域の千百ヘクタールの水田がその年の営農を断念いたしました。この地域は宮崎、鹿児島両県で唯一の特A米の産地でございまして、生産者の皆さんの落胆は察するに余りあるものがあります。 しかし、政府、特に農水省は、本当に心のこもった対応をしていただきました。
この泥水は強酸性でございまして、自然由来の硫酸やヒ素が含まれていたため、流域の千百ヘクタールの水田がその年の営農を断念いたしました。この地域は宮崎、鹿児島両県で唯一の特A米の産地でございまして、生産者の皆さんの落胆は察するに余りあるものがあります。 しかし、政府、特に農水省は、本当に心のこもった対応をしていただきました。
それで、上流の赤子川、私行ってまいりまして、1の写真ですけれども、強酸性だというので、ちょっと私も手をつけるのもいかがなものかなと思いました。不思議なことに、硫黄臭はかすかにしたんですけれども、鼻をつまむようなにおいではなかった。どこに行ってもそういう状況ではないんですけれども、中にある、川の中の成分については基準値を何十倍上回るものが出てきたのと、下流域まで行っていることに大変驚きました。
一方で、今、パイナップルの話がございましたが、この生産工場のある沖縄本島の北部地域、JAおきなわの東村ですが、土壌が強酸性でパイナップル以外の作物の栽培がなかなか難しい、こういうことで、作物転換が難しくて、ほかの事業への転換が不可能なものがございます。
胃の中は、pHが七より低いわけですけれども、非常に強酸性なわけですが、そこでは溶けずに腸に行って溶けるというようなことをしまして、ペンタサではなかなか難しかった患者さんが、アサコールでは効くというようなことも出ておりまして、これもここ数年の目覚ましい治療薬の開発の一例だというふうに言えると思います。
今答弁の中にもちょっとありましたように、今年の一月以降も、また日本海沿岸を中心に大量の廃ポリタンクが漂着をし、回収物の中には強酸性物質が検出された例もあったというふうに聞いております。さらに、廃ポリタンクの三分の一強はハングル表記がしてありました。このような外国由来のポリタンクなど外来性のもの、漂着ごみの発生抑制対策としてはどのような取組がなされているのか、お尋ねいたします。
○市田忠義君 草津町の陳情を読みますと、草津町の宿泊施設から排出する温泉水は一級河川の湯川にすべて流れ込む、その下流に国の直営の国土交通省関東地方整備局品木ダム水質管理所、ここで強酸性温泉水の中和業務が行われておって、中和剤投入後の最終地点、品木ダムでの有害物質は国の基準を大きく下回っていると。
そして、大体これを中和処理して、そして運搬してまた焼却するということを聞いておりますけれども、中和させるためといいますか、排水の一つの環境基準に合わせるためには、何か五十万倍の水で薄めないとその強酸性を中和といいますか排出基準まで持っていくことができないというふうに聞いております。
硫酸ピッチというのは、pH一から二ぐらいというふうに言われておりますが、強酸性の有害物質で、直接触れるとやけどしてしまう。この間も環境省の人が、手を入れたら手がとろけるぐらいきついというお話ですが、雨水によっては有毒な亜硫酸ガスが発生してくる。 ですから、問題は、硫酸ピッチを生成、保管している業者が、法律をつくって簡単にいけたら楽なんですけれども、悪いことをする人ですから、トンズラしてしまう。
また、印旛沼の土地改良にしても、しゅんせつした土によって土地改良を行ったわけですが、その土が非常にpHが強酸性で、雑草さえも生えないというような状況の中で、当時五十八戸あった農家が、もう使い物にならないからということでいわば投げ出してしまったような農地でございます。
もう一つは、また大変なのは、千曲川の水がせきとめられますと、一部に強酸性の水が出るんだそうですね。八ケ岳の硫黄岳から流れ出てくる湯川という川が非常に強酸性の水で、魚も虫もすめないというところだそうです。それが水に一緒に流れてきますので、もちろんその水で農業生産あるいは漁業も打撃を受ける。
海外の事例をお聞きになりましたが、具体的に申しますと、秋田県におきましても強酸性水がありまして、私どもの旧建設省がつくった玉川ダムでそれを中和して下流に流して、秋田市民の安全な水として飲んでおります。 この八ツ場ダムでございますが、今御指摘の草津温泉から強い酸性の水が出てまいります。
それで、さらにその答申でも、還元性地層の酸化反応による地下水の強酸性化、有毒ガスの発生、地盤の発熱、強度低下、これを生じるおそれがあるという指摘をしています。しかも、このような地層に対しては事前に調査を行い、慎重に対策を行う必要があると指摘をしているだけで、防止策は全く示されておりません。
そうでありますけれども、今局長が言われましたように坑内から水が流れておるのですが、これが毎分三立米流出、地元の話ですとpHが二・四程度、強酸性であると思います。ですから、精進川、雨鱒川、二つの川があるのですけれども、その両方とも川底が赤く染まりまして、草木は全然見えない。
○鉢呂分科員 自然環境に与える影響等についての計測をするということはなかなか困難な面もあろうと思いますけれども、ただ、四十六年当時、それから防止工事を行ってきた都度、その環境に与える影響、これは単純でありますから、硫黄でありますから胆が高いというか、pHが割合低いというか、pHが強いというか、強酸性ですから低いといった表現がいいのかもわかりませんけれども、その都度それは調査をしていくべきものであろう
しかしながら、農業の展開ということになりますと、これまでは水の確保の問題とかあるいは土壌の条件とか、さらにはウリミバエという特殊病害虫が存在するといったことから自由な農業展開が阻害されてまいりまして、その結果として例えば干ばつに強い、強酸性土壌に強いサトウキビとかあるいはパイナップルとかといったものを偏重せざるを得なかった、そういう過去の経緯がございます。
旧松尾鉱山から排出される強酸性坑内水を主因とする北上川の水質汚濁を防止し、清流化を確保することは地元の長年の念願でありましたが、関係五省庁の了解事項に基づき、坑内水にかかわる恒久処理対策の一環として建設された新中和処理施設の本格的稼働と、発生源対策工事及び赤川水路保全対策工事の進捗と相まって、その対策が大きく前進しているところであります。
今回、私たちが訪れました八幡平地域は、秋田県と岩手県にまたがる四万ヘクタールの地域で、溶岩でできたアスピーテ火山やトロイデ火山等各種の火山のほか、火口湖、火口原湖など多様な火山地形が散在しており、また温泉活動も活発で強酸性の温泉が多くあります。また、八幡平一帯の植生は、ブナやダケカンバ、アオモリトドマツ等の群落が広く分布し、その間の沼や湿原には高層湿原群落もあります。
バーゼル条約におきます対象物件で有害廃棄物と定義されているものは必ずしも有害物を含んだ廃棄物でなくて、例えば強酸性のもの、強塩基性のものなども有害廃棄物というふうにしておりますので、我が国の国内で有害廃棄物を含んだものということとの単純な対比は困難かと存じます。
沖縄県のパイナップルにつきましては、沖縄県農業の基幹的作物の一つでございますし、またその生産が他の作物の育ちにくい傾斜地、強酸性の土壌地帯において栽培をされているということもございます。また生産農家のパイナップルへの依存度が高いというようなこともございますので、いずれにいたしましても地域経済にとって非常に重要な役割を果たしている、このように考えているところでございます。
御指摘のように、沖縄のパイナップル、他の作物の育ちにくい強酸性土壌あるいは傾斜地での栽培が多いということで、生産条件の整備も立ちおくれているところでございます。
こういう強酸性の土壌の土地でパイン以外に栽培できるというようなものは、これはもうほとんどないに等しいわけであります。しかも、酸性土壌だけではありません。沖縄の立地条件については農水大臣も開発庁長官も御存じでありますけれども、あの斜面の海岸段丘の畑には、沖のリーフから波が上がってそれが風で霧のように吹きかかってまいりますから、それによる潮風の塩害は大変なものですね、まず第一に。
それで、強酸性土壌それから荒廃地などでも生育する生命力旺盛な草種だということで、研究者の中で私は同わさしていただいたものです。 沖縄へ行きましたときにたまたま、琉球大学の附属施設の熱帯農学研究施設の施設長さんをやっていたと思いますが、琉球大の農学部長の高橋先生と、この方は御専門家ですからブラックキャリアのことについてお話し合いをしました。
○説明員(吉國隆君) お話にございましたような気象条件、また強酸性土壌であり、また傾斜地で栽培が行われているというような条件下でございますので、他作物への転作ということは一般的には難しいのではないかというふうに考えております。
他の作物が育ちにくい傾斜地や強酸性の土地を利用いたしまして栽培されたという歴史的な経緯というものも十分認識をしております。その後本土復帰後は、国、県の保護奨励策が施されまして、生産農家の方々あるいは加工業者のたゆまぬ努力によりまして、沖縄の厳しい気象条件のもとで、地理的条件も克服して、沖縄産業の、先生の言葉をかりさしていただきますと基幹作物というふうになったわけでございます。