2013-12-06 第185回国会 参議院 議院運営委員会 第16号
その紙面には、強行採決、国会混乱、国民不在、そのような言葉が並んでおります。 私は、有権者の皆さんから、私たちが信頼できる政治をしてください、期待しています、そんな御意見をたくさんいただきながら、その思いを大切にして政治の世界に入りましたし、今もその思いでおります。ここにおられる全ての議員の皆様が同じ思いだと固く信じております。
その紙面には、強行採決、国会混乱、国民不在、そのような言葉が並んでおります。 私は、有権者の皆さんから、私たちが信頼できる政治をしてください、期待しています、そんな御意見をたくさんいただきながら、その思いを大切にして政治の世界に入りましたし、今もその思いでおります。ここにおられる全ての議員の皆様が同じ思いだと固く信じております。
それが今回の強行採決国会の始まりであります。総理は、この国会、経済成長国会と位置付けたいと、そうおっしゃいました。しかし、実際は強行採決国会であり、特定秘密国会になろうとしています。 どうか慎重な、冷静で理性的な議論を与党の皆さん方にお願いし、私の反対討論といたします。
この点できわめて重大なことは、今回もまた、強行採決・国会空転・議長あっせんという悪法成立の旧来のパターンが再現されたことであり、しかも、それが予定の筋書きであったという疑惑さえ報道されていることであります。 このような事態は、翼賛国会と批判された昨年暮れの五党合意を形を変えて再現したものにほかなりません。
そして予定の筋書きとも言うべき強行採決、国会空転、議長あっせんという旧態依然とした不明朗な議会運営によって、本法案が幾多の重大な疑惑と問題点を残したままであることに強く遺憾の意を表し、私の反対の討論を終わります。(拍手)
(拍手) 自民党の強行採決−国会空転−与野党の協議−決裂、そして議長裁定というこのパターン、一体何度繰り返されたことでしょうか。幾ら議長が交代しても、また何らかの約束がなされても、自民党の必要なときにはいつでもこのような暴挙が繰り返されてきたのであります。いまこそ国会は、この悪例を断ち切るため、毅然たる決意を示すべきときであると思います。