1966-05-31 第51回国会 参議院 社会労働委員会 第17号
でありますので、たとえばこの薬は強肝剤なら強肝剤、あるいは血液降下剤なら血圧降下剤というような、そういう意味の薬効というものを私先ほど申し上げたわけでございます。
でありますので、たとえばこの薬は強肝剤なら強肝剤、あるいは血液降下剤なら血圧降下剤というような、そういう意味の薬効というものを私先ほど申し上げたわけでございます。
そういうような制度に便乗し、あるいは国民性に便乗したことだと思いますけれども、たとえばいろいろな強肝剤が出てくる、あるいはいろいろな強精剤が出てくる。それはいいことでございますけれども、さらにそれにしんにゅうをかけて、最近では強壮食とか、いろいろな薬事法の規制をはずして、そして薬だという美名に隠れていろいろ売り出します。
国民不在の医療行政であるということが言われているものでありますから、いま申し上げました世論においては、そういう強肝剤等は効力がないのだ、むしろ肝臓の弱い人等にそういう市販されている強肝剤を飲まして、病気を促進せしめたという例だけが多過ぎて、危険がかえって増大しているのだ、こういう学説が出ているにもかかわらず、それらの学説は国民の間には一つも反映してこないで、そういう強肝剤が朝となく晩となくテレビを通
私は、厚生行政のもの足りなさでひとつあなたにお伺いしたいのは、価格の問題について厚生省が野放しで何らの権限を持っていないということと、いま一つは、先ほどあなたは、薬の有効無害ということが非常に必要だ、今日の進歩的な医療行政においてはこれが必要だということをおっしゃったのでありまするが、近代の学説の中に、いまのいわゆる強肝剤のチオクト酸、あるいはグルクロン酸、いわゆるグロンサンというもの、それからアスパラギン
それからもう一つ、これに関連をして、この前私は強肝剤についていろいろ質問したけれども、そのときに強肝剤の医薬品の許可基準その他の資料を私は要求した。資料を要求したところが何も一返事をよこさないけれども一、どういう理由だ、その点について答弁してもらいたい。
いま日本では強肝剤は一つのブームをなしておる。ちょっと疲れたら強肝剤。しかしながら、その正体はわからないといわれておる。厚生省自体の機関においての専門家がそういうふうな論文を出しておりますよ。私はあとで逐次申し上げますけれども、その肝臓薬にはみな解毒作用、効能書きが書いてある。説明書きが書いてある。解毒作用とは何かというので、私はしろうとの考えでいろいろ専門家に聞いてみた。
○大原委員 先般アンプルに入っている飲料水、やはり強肝剤、保健剤と同じような宣伝がございましたけれども、その問題に取り締まりましたね。そこの基準はどうなんですか。
○大原委員 いまそういう強肝剤をグロンサンやチオクタン、その他ずっとあげられましたが、大体保健剤、強肝剤といわれているのは何種類あるのですか。
もちろん、先ほど滝井先生のお話しいなりましたように、ビタミン剤の乱用でありますとかあるいは強肝剤の乱用でありますとか、そういうような点が将来逐次是正されていって、そういうような薬を日本の国民が飲まなくなる、これはいいことか悪いことか私は存じませんけれども、もしそういうことになりましても急激にがたっと落ちるものではないと思いますが、やはりある程度生産を押えなければならぬという段階、あるいは伸ばすことを
というのは、いわゆる強肝剤、総合ビタミン剤というものが宣伝広告をされて、国民はこれを、何も役に立たないといっては語弊があるかもしれないけれども、過剰なビタミンを飲んでおるということです。これは国民経済の上からみても、家計の問題からみても大問題だと思うのです。こういう点に厚生省、特に薬務局なり医務局あたりがもう少し注目をする必要があるのじゃないかと私は思う、国民の衛生指導をやる場合に……。
われわれはそのときに、一億円くらいはわれわれの卸の横流しあるいは小売の手による横流しはあるのではないか、そう考えたのでございますが、そういう面からいきますと、現在のマスコミ商品であるところの総合ビタミン剤あるいは強肝剤というものが、相当そういう渦中に巻き込まれておるおそれがある、こういうように卸の立場からは考えられます。