2016-12-07 第192回国会 参議院 本会議 第16号
刑法が賭博を禁止する理由について、最高裁は、賭博は国民に怠惰浪費の弊風を生じさせ、健康で文化的な社会の基礎を成す勤労の美風を害するばかりでなく、甚だしきは暴行、脅迫、殺傷、強窃盗その他の副次的犯罪を誘発し又は国民経済の機能に重大な障害を与えるおそれがあるとしているところであります。
刑法が賭博を禁止する理由について、最高裁は、賭博は国民に怠惰浪費の弊風を生じさせ、健康で文化的な社会の基礎を成す勤労の美風を害するばかりでなく、甚だしきは暴行、脅迫、殺傷、強窃盗その他の副次的犯罪を誘発し又は国民経済の機能に重大な障害を与えるおそれがあるとしているところであります。
今回、通信傍受法の改正に関する政府案、これは、まず私なりに整理いたしますと、社会問題化している特殊詐欺事件を初めとする深刻な組織的財産犯罪に対処するため、通信傍受の対象犯罪に詐欺、電子計算機使用詐欺、そして恐喝あるいは強窃盗などを加えるということ、二つ目に、暴力団やテロ組織による犯罪を防止するために、人の生命身体に重大な危険を及ぼす組織犯罪にも対応するために、殺傷犯、あるいは拉致監禁、誘拐関連事犯、
具体的に、それ以外にどのようなものがあるのかということのお尋ねでございますが、必ずしも今ちょっと手元に具体例としては持ち合わせておりませんが、いずれにせよ感覚の問題として、やはり暴力団員がいわゆる不良外国人と組んだ形で強窃盗を行っていると。
○政府参考人(吉村博人君) 先ほど来、委員お話しのとおり、暴力団の犯罪形態が少しずつ最近は変わりつつあるわけでありますが、その中で、外国人と暴力団とが連携して強窃盗をしたり、あるいは暴力団が関与する、今御指摘の密航事件が発生したり、あるいはまた外国人女性の不法入国や長期滞在を目的とする、いわゆる偽装結婚事件というような検挙も近時は見られるところであります。
我が国はこれまで主要先進国の中にあって比較的良好な治安を享受してきましたが、最近における犯罪情勢を見ますと、刑法犯の認知件数が増加傾向にあるだけでなく、被害者が多数に及ぶ凶悪殺傷事犯、悪質巧妙な強窃盗や路上犯罪等が頻発するなど、法秩序維持に対する国民の信頼を揺るがしかねない状況が続いております。
我が国は、これまで主要先進国の中にあっては比較的良好な治安を享受してきましたが、最近における犯罪情勢を見ますと、刑法犯の認知件数が増加傾向にあるだけでなく、被害者が多数に及ぶ凶悪殺傷事犯、悪質巧妙な強窃盗や路上犯罪等が頻発するなど、法秩序維持に対する国民の信頼を揺るがしかねない状況が続いております。
○東中委員 「健康で文化的な社会の基礎を成す勤労の美風(憲法第二七条一項参照)を害するばかりでなく、甚だしきは暴行、脅迫、殺傷、強窃盗その他の副次的犯罪を誘発し又は国民経済の機能に重大な障害を与える恐れ」があるからであります。(発言する者あり)これは最高裁が言っておるのです。そういう性質のもの、そういうことこそ公開の本会議で論議をすべきであります。
まず初めに、いわゆるいじめ事件は児童の間の問題であるとはいいながら、暴行、傷害、脅迫、強要、強窃盗あるいはそれらの致死罪を含む独特の犯罪事象だというふうに私は感じるんです。いじめについては国際的にもその異常性が着目され始めております。
「単なる偶然の事情に因り財物の獲得を僥倖せんと相争うがごときは、国民をして怠情浪費の弊風を生ぜしめ、健康で文化的な社会の基礎を成す勤労の美風を害するばかりでなく、甚だしきは暴行、脅迫、殺傷、強窃盗その他の副次的犯罪を誘発し又は国民経済の機能に重大な障害を与える恐れすらあるのである。」ですから、こういう賭博行為というのは公益に関する犯罪だ。
ところが、ことしに入りましてから残念ながらその検挙率がダウンしておりまして、特に強窃盗——殺人、強盗、強姦、放火ですね、これを凶悪犯と言っておりますが、こういった凶悪犯が起こりますと、それぞれの府県警察では捜査本部を設置いたしまして、全力を挙げて早期解決に当たるわけですが、こういう凶悪犯の検挙率が残念ながら五割を割らんとしておるというふうなことでございます。
それ以来この裁判官は非常に態度が変わりまして、強窃盗に対して非常に重刑を課するようになった。これは裁判官の家庭生活、心理状況というものが判決に影響をするということを小説の形で表わしたもので、これは古い小説でありますが、現在裁判官の裁量権とその人の心理状態、家庭環境、そういうものについて、科学的に、量刑の問題とからみ合わせて研究されておるわけです。
○大竹平八郎君 団体数か六千、人数が十二万人というのは大へんなことなんで、従って、強窃盗というようなことはすぐに届出をして、そして警察の捜査を仰ぐということは常識なんですが、えてして暴力団行為というものについては、やはりあとの仕返しとかなんとかいうものをこわがるような、またいやがらせを行なうので届けない者が実に多い。
そこで犯罪というものの構成要素が安易であるということになりますというと、私は、これは強窃盗よりも非常に憎むべき悪質な犯罪ではないか、こういうふうに思います。 そこで社会を見渡しましたときに、どうもやはり売春禁止法というものを制定いたしましても、売春はあとを絶たない、そして社会には、ばくち行為というものがやたらに行われている。昼間からばくち行為が行われている。
それから、凶悪犯、いわゆる殺人、傷害、強窃盗、暴行事犯、こういうものについても、できるだけ具体的な資料がいただきたいのであります。いわゆる性犯罪に関するもの、これも今まで世上注目の焦点となっておるようでありますから、お出し願いたい。 次に、暴力事犯に関する資料であります。
ことに強窃盗などとというものは、昭和二十六年百二十六、二十七年百二十七、二十八年千五百二十七、二十九年になるとがぜんふえて四千百六十五、三十年は六千六百十九になっております。それから、強姦などというものは、二十五年、二十六年、二十七年、二十八年は数字がありませんが、二十九年になると五百二、三十年は九百四十五になっておる。暴行、傷害、脅迫、恐喝など暴力団得意の犯罪はまたがぜんふえておるのです。
人員においても、事件についても、強窃盗、強姦、暴行、傷害、脅迫、恐喝、暴力行為、こういうものを加えて暴力団犯罪というものを見ますと、これは検挙された面だけでありますが、二十六年が二千四百三十二、二十七年が二千四百五十、二十八年になると一万一千百七十五、二十九年が三万四千四百十九、三十年が五万五千七百八十三と、おそろしい傾向でふえております。
○川口爲之助君 これは私は新聞で見たのですけれども、石岡市の府中小学校と申しましたかな、その教頭の竹内なにがしが強窃盗暴行等百四十五件を犯して逮捕された、こういう記事ですね。
日ごとに殖えているものは人生において悲惨事件中の悲惨事である一家心中、一方では生活に窮して、悪いことではあるが強窃盗が殖えている、こういうものを先に防ぐ政治をやることが政治の要諦である。民生安定の政治である、こう思う。役にも立たない、韓国からやつて来られると応待のできない、交戦のできない、戦争はすることができない憲法がある。交戦しなさいとは言いません。
我々のほうも、必ずしもそれまで全部待つているということも、甚だ取扱の上で収容されております人たちには気の毒でございますので、何とか入国管理局自体としましても考えてみたいということで、ただ御承知のように、この三百何十名の大半は前科数犯、強窃盗をやりましたり、詐欺横領をやつたという、いわゆる日本社会におきましても悪質犯罪の人たちが殆んど大部分でございます。
それは一昨年の五月でございまして、いわゆる終戦前から日本におつた朝鮮の人でこの管理令の適用上どうしても返すべきである、例えば強窃盗を何回も犯した。日本としてはどうしても送り還さなければならない。
又強窃盗罪は厳重に捜査せよと一般的指示をしたのにかかわらず、警察員がその捜査をしないような場合が仮にあつたとすれば、この場合に検察官は何もしないで傍観するに過ぎなかつたならば、治安は紊れてしまうと思うのであります。一般的指示ができるという以上は、個別的な指示も当然できなければならない。反対に個別的指示ができるのであれば一般的指示もできねばならんのであります。