1982-03-01 第96回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第3号
これを読んでみましても、「隣接地区に於ける強度分布」という点では、いろいろありますが、大事なところを読みますが「此の限界は尚不明であるが南の限界は島原半島の南端白頭、北有島を結ぶ線附近に充分にうかがわれる。島原全島の中心部即ち雲仙を中心とする山地帯に強度弱く、以遠の島原でまた強度が強くなっているのは興味あることである。」ということで、当時の放射能強度を調べた一つの記録があるわけです。
これを読んでみましても、「隣接地区に於ける強度分布」という点では、いろいろありますが、大事なところを読みますが「此の限界は尚不明であるが南の限界は島原半島の南端白頭、北有島を結ぶ線附近に充分にうかがわれる。島原全島の中心部即ち雲仙を中心とする山地帯に強度弱く、以遠の島原でまた強度が強くなっているのは興味あることである。」ということで、当時の放射能強度を調べた一つの記録があるわけです。
この観測所におけるおもなる仕事は、コロナ・スペクトルのおもなる輝線━━輝く線であります、おもなる輝線の太陽周辺における強度分布の測光観測、コロナ分光写真観測、紅炎写真観測などであります。運営は、一カ月交代勤務の常駐八人の人間でなされておりまするが、一年の四分の三は雪と氷におおわれ、気圧は五百五十ミリ程度でありまするので、軽い労働にも疲労しやすく、登山、下山は非常に困難であります。