1961-02-09 第38回国会 参議院 商工委員会 第2号
わが国経済の高度成長を達成するためには、企業の体質を改善し、激化する国際競争に打ち勝ち得るよう産業の国際競争力を強化、培養することが必要でありますが、特に、世界の貿易構造が重化学工業品を中心とする体制に移りつつある情勢にかんがみ、機械工業を中心とする重化学工業を急速に育成して、わが国の産業構造をこの方向に誘導することが必要であります。
わが国経済の高度成長を達成するためには、企業の体質を改善し、激化する国際競争に打ち勝ち得るよう産業の国際競争力を強化、培養することが必要でありますが、特に、世界の貿易構造が重化学工業品を中心とする体制に移りつつある情勢にかんがみ、機械工業を中心とする重化学工業を急速に育成して、わが国の産業構造をこの方向に誘導することが必要であります。
わが国経済の高度成長を達成するためには、企業の体質を改善し、激化する国際競争に打ちかちうるよう産業の国際競争力を強化、培養することが必要でありますが、特に、世界の貿易構造が重化学工業品を中心とする体制に移りつつある情勢にかんがみまして、機械工業を中心とする重化学工業を急速に育成して、わが国の産業構造をこの方向に誘導することが必要であります。
すなわち、今後特に貿易の自由化の問題に関連しまして、一そうわが国海運界の国際競争力を強化培養しなければならぬ、そうして貿易振興と外貨の獲得をはからなければならぬことは言うまでもないことであります。
同時に投融資は、先ほど申しましたように、ふやすように、そうしてこれを重点的に使って将来の日本経済の発展の基礎をここで強化培養していく、こういう考えでいく、これは六カ年計画の初年度の構想に私は合致するものと考えておるわけであります。