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94件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2021-02-03 第204回国会 参議院 内閣委員会、厚生労働委員会連合審査会 第1号

強制入院強制隔離というハンセン病患者さんの声を聞くべきではないかと思います。  刑事罰規定が削除された、これは本当に一歩前進だと思いますが、まさに安易な、こういう立法をまず提起したことを問題視したいというふうに思っております。  お手元に資料をお配りしております。これは一月十五日の第五十一回厚生科学審議会感染症部会で、シナリオとあります。これはまさに脇田座長シナリオなんですね。

福島みずほ

2021-01-26 第204回国会 衆議院 予算委員会 第3号

ハンセン病患者強制隔離し、著しい人権侵害を行って、社会差別偏見を広げました。エイズ患者への差別も生みました。感染症法は、その歴史への反省の中、一九九八年に生まれた法律であります。患者人権を尊重し、人権制限必要最小限にする。国民の協力と良質な医療の提供で感染症の蔓延を防止しようという方向に転換したのが、この感染症法であります。  

宮本徹

2019-11-14 第200回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号

様々な原告皆さんに話を聞きましたが、親が強制隔離されて収容されてしまったために乳児院に預けられたと。要するに、親子なんだけれども、親子としての関係をつくれなかった、家族というものを持ち得なかった。つまり、奪われたものを回復するというのがこの裁判であり、そしてそれに対する補償だというふうに考えております。原告たちが望んでいるのは、まさにその家族関係の修復なんですね、家族関係を取り戻したい。

福島みずほ

2019-11-14 第200回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号

国が誤った強制隔離政策を長期にわたって続けてきたと、このために、大多数の国民が、ハンセン病病歴者、そして、その家族に対して差別偏見してもいいというか、そういう認識を多くが持つといういわゆる社会構造ができ上がっているという状況だとやっぱり認識すべきだと思うんですね。そして、それ変えられてこなかったという状況あるわけです。

倉林明子

2019-05-15 第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号

こうした政府の対応に対し、ハンセン病研究者小笠原医師は、ハンセン病は不治の病ではないという考えから、強制隔離入所者が結婚する条件として行われていた優生手術などに反対をしましたが、当時の学会などでは彼の主張は認められませんでした。」云々ということが書いてあって、実際は、子供を未感染児童という形で隔離する必要は、今の答弁からいっても、またここの説明からいってもなかったことであったわけですね。

高橋千鶴子

2016-03-23 第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号

私は、九十年に及ぶ強制隔離被害をこの二十年という除斥期間で打ち切ろうとする、打ち切るということ自体が不当だと思いますけれども、いずれにしても、強制隔離政策によって不当な差別偏見を受けてきた方々完全救済が今求められているわけです。弁護団皆さんにも少しお尋ねをしましたけれども、この局面に何が現れているかと。

仁比聡平

2013-05-30 第183回国会 衆議院 総務委員会 第9号

感染性も低い、戦後はプロミンによって完治をする、こういう病だったにもかかわらず、らい予防法という国の法律によって強制隔離政策がずっととられてきた。このもとで、元患者皆さん人権侵害をされ、また社会復帰の道が断たれ、生活再建の道も閉ざされる、こういったことが行われてきたわけであります。  

塩川鉄也

2008-04-28 第169回国会 参議院 決算委員会 第5号

特に強制隔離政策によって家族ふるさとを奪われ、社会復帰が極めて難しい入所者の重篤な後遺症と高齢化、その中でその方々との信頼関係の醸成に療養所職員は特段の努力を重ねてこられました。入所者からは、生涯この職員さんたち家族のような思いでお世話になっていきたい、仲間として付き合っていきたいと、こういった声が強く上がっております。  

仁比聡平

2006-11-01 第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号

それから、公共保健目的が存在する場合には強制の要素がなくともという検証会議報告書を引用されましたが、これは考え方としては、ハンセン病のときの反省なのでございますけれども、予防法による強制隔離を法的な根拠として国立ハンセン療養所における入所者らの処遇改善が図られたために、厚生省は予防法廃止を言い出すことができないまま時間が経過したのではないか、こういう御指摘を受けたことでございます。  

外口崇

2006-02-03 第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号

ハンセン病に関しては、裁判立法不作為であると強制隔離政策が厳しく批判をされ、国会の中で超党派の議員懇談会ができて、立法ができました。しかし、それに漏れる形になってしまったという韓国・小鹿島、台湾楽生院両方裁判が起き、十月二十五日、台湾関係については原告側勝訴、しかし韓国関係については原告側敗訴となってしまいました。  

福島みずほ

2006-02-03 第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号

福島みずほ君 日本占領地下においてやはり強制隔離政策が当時行われたということは事実であると。ただ、その資料が足りないということであれば、また漏れて、また新たに、例えばですよ、仮に万が一裁判が起きるとか、後でこれがやっぱり立法不作為だという、漏らしたということがないように、是非今後も台湾韓国以外のところについて積極的に取り組んでいただきたいというふうに思います。  

福島みずほ

2005-10-27 第163回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号

二つの判決が随分結論が違うということもあってマスコミでいろいろ問題が指摘されているんですが、ただ、いずれの判決も、立法趣旨は国の強制隔離政策に基づく関与による被害者に対して幅広く救済しようとするものであるということは認めている。戦前に日本統治下で設置された療養所法律適用対象に含めることは是認をしているわけであります。ただ、どうも告示の解釈が違うようだということも指摘されております。  

朝日俊弘

2005-10-26 第163回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号

あの立法趣旨は明確で、日本ハンセン病強制隔離政策国立ハンセン療養所等入所させられた人々に耐えがたい苦痛と苦難をもたらした歴史的な経過を踏まえて、精神的苦痛を慰謝し福祉の増進を図る補償金を払うこと等を目的としておりました。この立法趣旨に立てば、同様に日本隔離政策によって入所を余儀なくされた韓国台湾ハンセン病患者皆さんも当然、公平、平等に補償対象にすべきだと思います。

笠井亮

2005-10-26 第163回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号

原告方々も御高齢であり、本当に、植民地支配、また戦後の強制隔離政策、これ以上の悲しみを与えるということは、国際的に見ても人権上の観点からも許されるわけではありませんので、早急な尾辻大臣政治決断をお願いしたいと思います。  それでは、障害者自立支援法議論に移らせていただきたいと思います。  

山井和則

2004-11-24 第161回国会 参議院 憲法調査会 第5号

私は、私自身が経験してきたそのような瞬間の一つとして、前回本調査会意見陳述においてハンセン病問題をめぐるらい予防法違憲国賠訴訟の熊本地裁判決言渡しの瞬間を御紹介をしましたが、この判決は、強制隔離政策医学的見地からも同法成立時から既に公共福祉による合理的な制限を逸脱しており、遅くとも一九六〇年には隔離規定はその合理性を支える根拠を欠く状況に至っており、その違憲性は明白になっていたとして、遅くとも

仁比聡平