2009-07-09 第171回国会 参議院 経済産業委員会 第24号
先生御指摘の中国のITセキュリティー製品の強制認証制度につきましては、導入しないよう強く働きかけを行っているところでございます。 また、韓国のリチウムイオン電池規制につきましては、運用面での見直しが発表されましたけれども、引き続き、貿易阻害効果が生じないよう議論を韓国側と継続をしたいと考えております。 今後とも、各国が保護主義に向かうことがないよう努力を続けてまいりたいと考えております。
先生御指摘の中国のITセキュリティー製品の強制認証制度につきましては、導入しないよう強く働きかけを行っているところでございます。 また、韓国のリチウムイオン電池規制につきましては、運用面での見直しが発表されましたけれども、引き続き、貿易阻害効果が生じないよう議論を韓国側と継続をしたいと考えております。 今後とも、各国が保護主義に向かうことがないよう努力を続けてまいりたいと考えております。
例えば中国のITセキュリティー製品への強制認証制度、あるいは、かつて塚田議員が御質問されたと思いますが、韓国のリチウムイオン電池の認証を求める規制とか、最近はこういう保護主義傾向が高まっておりますが、政府としては今後こうした保護主義の抑止にどのように取り組んでいかれるのか、最後にお伺いをしたいと思います。
一枚目をめくっていただきたいと思うんですが、中国の政府が表明をしているITセキュリティー製品への強制認証制度の件でございます。 これは、この記事に書いているとおり、中国政府が、いわゆるITセキュリティー製品について、輸入製品に対して技術情報をメーカー側に強制開示させる、こういう制度を導入するということを昨年表明しておるわけであります。
先生御指摘の中国によるITセキュリティー製品への強制認証制度でございますけれども、中国国内にITセキュリティー製品を輸入、販売する場合に、中国独自の基準に適合することを義務づけ、その適合性を審査する中国の機関に対して、当該製品の技術情報の提出などを義務づけるものでございます。
六月七日に行われました日中ハイレベル経済対話、数人の閣僚がお見えになっておりましたし、我々の方もその程度の数が列席しまして日中経済対話を行ったわけですが、特に私は、カウンターパートであります陳商務部長に対して、本強制認証制度を導入しないよう、再考を強く求めたところであります。
特に最近は、IT製品に対する強制認証制度というものを中国が一年後に導入するということを言っているようであります。どうも、表現はどうかよくわかりませんけれども、国を挙げてIT関連の企業秘密を全部入手してしまおう、何かそういうようなたくらみがあるのではないかというような感じもするわけであります。
○二階国務大臣 中国は、御案内のように、二〇〇八年の一月、ITセキュリティー製品への強制認証制度を本年五月一日から導入するということを公表したわけであります。このような強制認証制度は国際的にかつて例がなく、貿易上の障壁となることは間違いありません。
なお、先ほど松議員から冒頭、ITセキュリティーの強制認証制度についてお述べをいただきましたが、関心の深い問題でございますからごく簡単に申し上げさせていただきたいと思いますが、麻生総理からは、国際的に例のない制度としてこのことに再考を求めるということを強く要請をいたしました。
特に中国に対しては、導入が検討されているITセキュリティー製品に関する強制認証制度について、我が国の懸念を表明し、慎重な対応を求めました。 今回の出張の成果を踏まえ、引き続き、アジア太平洋地域における各エコノミーと協調して、現下の金融危機における実体経済面での対策を進めるとともに、自由貿易体制の維持とエネルギー・気候変動問題への対応等を進めるため、最大限の努力を払ってまいります。 以上です。
○国務大臣(二階俊博君) ただいまの中国ITセキュリティー強制認証制度については、近藤局長から御説明を申し上げたとおりでありますが、中国産業の発展への影響を及ぼす可能性があるということは先ほど議員が御指摘のとおりでありますから、これを粘り強く説得をして、日中両国が共に発展できるような土台を、土俵を築いていくということに努力をしたいと思っております。
一方、中国が今般導入を公表しているITセキュリティー製品の強制認証制度というのは、今先生御指摘のように、中国国内にITセキュリティー製品を輸入、販売などを行うに当たって、中国の独自基準に適合することを義務付け、その適合性を審査する中国の機関に対して当該製品の技術情報の提出などを義務付けるものでございます。