1981-02-19 第94回国会 衆議院 予算委員会 第12号
日本私立医科大学協会は「「私立医科歯科大学の入学時寄附金問題等の改善について」(案)は、入学者選抜の公正確保、入学許可の条件となる強制的寄附金の禁止、学生負担経費の明示、経理の適正処理と財務状況の明示、経営に関する諸問題に亘っている。」ここからですよ。「その多くは当然のこととしてそれぞれの大学が巳に実行していることであり、心外のこととして捉える大学も多い筈である。」
日本私立医科大学協会は「「私立医科歯科大学の入学時寄附金問題等の改善について」(案)は、入学者選抜の公正確保、入学許可の条件となる強制的寄附金の禁止、学生負担経費の明示、経理の適正処理と財務状況の明示、経営に関する諸問題に亘っている。」ここからですよ。「その多くは当然のこととしてそれぞれの大学が巳に実行していることであり、心外のこととして捉える大学も多い筈である。」
これを然らば現実の問題として強制寄附を一切加えてしまつて、そのために市町村の財政が成り立たなくなりはしないかということでございますが、これは全体の財政計画におきましても四百億の寄附金のうち、強制的な形の寄附金の三百億というものはこれを予算化し、税の中に取り入れておりますので、私共といたしましてはこれも極く総括論でございますが、強制的寄附金の制度を、建前として廃止いたしましても差支えないのではないか、
で、文部省としてそれでも尚余り寄附の、半強制的寄附が多くて弊害を生ずるということになれば、何らかの措置を講じなくてはならない、かように考えておりますが、まああの法律ができれば、そういうことをしないでも済むのじやなかろうかというような予想を持つておるわけであります。
それが全額負担となつておりますために、地方では重税の上にさらに強制的寄附を背負い、あらゆる苦難を耐え忍んで参つたのであります。これも一に、日本を一日も早く平和的文化國家として再建し、世界の信用を回復せんとする國民の熱意の現われであると申さねばなりません。かくて、本年こそは二部教授の解消が実現できるものと期待していたのであります。