1991-04-04 第120回国会 参議院 予算委員会 第15号
そのことが、例えば「張込みの警察またも黒星 茶畑から姉と問答 犯人、金とらず逃げる」、こんなに大きく出ているんですよ、当時の新聞に。そのころからどうもこれはおかしいなと私は思ったんです。 そうしたら、「初動のミスで難航 乱れた当局の足なみ」、「通用せぬ別件逮捕」、こういうのが続々として出ているんです。
そのことが、例えば「張込みの警察またも黒星 茶畑から姉と問答 犯人、金とらず逃げる」、こんなに大きく出ているんですよ、当時の新聞に。そのころからどうもこれはおかしいなと私は思ったんです。 そうしたら、「初動のミスで難航 乱れた当局の足なみ」、「通用せぬ別件逮捕」、こういうのが続々として出ているんです。
そうでありませんと、大犯罪だから一般に網を張るというようになつて、見込捜査、あるいは見込みで張込みをする、あるいは見込みで盗聴するとかいうことになつて来ると、不安のほうが大きくなつてしまつて、警察活動に対する国民の理解ということが無理なつて来やせんか。その点で今度鳥取の場合などもその場所でその人について、そしてそこで犯罪が行われているのじやないのですね、事実……。
それで私といたしましては、この捜査方法につきまして、第一に考えましたのは、その者が鳥取県に土地柄的な関係を持つておるということがありましたので、その面について聞込みでありますとか、あるいは張込みでありますとか、いろいろな捜査の手だてを講じたのでございます。
それは、ソ連代表部に指名重要犯人がしばしば出入する、こういう情報を受けたために、時に応じ、あるいはその情報の角度に基きまして、あの付近に若干の張込みをかけ、あるいは物陰から、そういう指名犯人が出入するかどうかということを確認するための捜査活動はやった事実がございます。 以上でございます。
だから、いかなる犯罪の指名犯人であるか、それがいかなる事情でもつてソ連大使館に出入りしたというのであるか、それをいかなる権限といかなる捜査の必要のもとに張込みをやったのであるか、それをひとつ明らかにしてください。
これによりますと警視庁の公安第三課がアメリカのCICの依頼によって長い間張込みをやってソ連代表部の行動を調べておったというふうに相なっておる。
その他の方法というのは、或いは張込みであるとか尾行であるとか、そういつた点でございまして、詳細は説明員の品から必要に応じてお説明いたします。
それから実科、いわゆる技術関係の教養と申しますか、その種類は、尾行、張込み、写真撮影、それから超短波のやはり技術関係。それから、今後万一、捜査上あるいは情報の収集上、のりを張つたやつをはがしてそれを見る必要がある場合を仮定いたしまして、それのはがし方。
そのほか尾行、張込みとか、実科がありましたので、その技術訓練が大体只今申上げた通りであります。その技術訓練の内容でありますが、尾行、張込み、それから写真撮影それに封筒のあけ方でございますとか、(「大きい声で言つて下さい」「はつきり」と呼ぶ者あり、笑声)それから鍵のあけ方、(「ひどいもんだな」と呼ぶ者あり、笑声)こういうものについて教育を受けました。
その内容は尾行、張込み、写真撮影、封筒の開け方、鍵の開け方というようなものを訓練を受けた、こういうこれは経験者の御陳述があつた。で、あなたが今おつしやつている非常に重大な問題で警察法第一条に抵触する内容だとおつしやるのは、今村松参考人かおつしやつたようなことと符合するのであるかどうか。その点御答弁を願いたい。
で、あなたが講習を受けられた当時は、専ら技術訓練としては尾行、張込み、それから写真撮影、封筒のあけ方、鍵の開け方、その程度の講習しか受けておられない。それ以外に、電話の盗聴であるとか、或いはその他人の話の盗聴であるとかいうような点についての講習なり、或いはそれ以外に何かお受けになつた御記憶はないかどうか、その点を伺いたいと思います。
そこで昔の特高警察のような訓練、すなわちスパイ戦術あるいは尾行戦術、あるいは張込み戦術、あらゆる戦術がございましよう。そういう戦術によつて人の思想や動向その他を調査し、これを摘発する、こういうやり方です。警察のゲー・ベー・ウー的色彩、今度の警察法は、その全精神が極力こういう隠欝なる警察の存在を否定している。
普通犯罪の捜査におきましても、あるいは張込みとか、尾行とか、聞込みとかいろ事柄は必要なのであります。これらが上手であるか下手であるかということは、犯罪捜査に直接関係をいたすのであります。尾行、張込み、聞込み等のやり方が、法律、憲法に違反をしたやり方であるならば、これはまことに許さるべきことではございません。
逃走の足取りの方向が綾瀬駅方面に向つていると思われましたので、移動捜査中の者に命じて、綾瀬駅員にそれらしい者に気がつかなかつたかどうかをただしたところ、今朝四時二十分、上野行一番電車の六両目に発車寸前無切符のまま飛び乗つた二人の者があつた、当人らは改札口を通らず、土手伝いにホームに入つて飛び乗つた者であるとの情報を得ましたので、職員を別項記載の通り張込み捜査に派遣いたしたのであります。
○小笠原二三男君 これは同僚のその地方の議員から聞いたことで真偽のほどは明らかでありませんが、或る南のほうの管区管内では現行犯主義で検挙するということで、張込み、尾行、これ専門で選挙取締が行われたというようなことを聞いたのですが、そういう事実はございませんか。
第一に、本法案による公安調査官の調査は、強制権のない任意調査であると言いますが、それは実質的に公安調査庁による秘密調査、秘密報告であつて、従つてそれは事実上、一般市民にまで大なる不安を與えるものであり、尾行、張込みなどが人心を暗くし、憲法の保障する個人の自由がひそかに侵害されることになりますが、これらの不当な人権圧迫に対して、本法案は何らの救済の途を開いていないのであります。
東大事件で明らかになつたように、進歩的な教授に対しては尾行、密行、張込みが行われた。愛大事件では学費に苦しむ学生をスパイに買収しておりまして、このような例はスパイ活動に故になかなか表面に現われ得ないものであります。今や全国民は政府のスパイ政策の下に常に監視されているということは常識となつております。
現に法務総裁、又当局、本法律によつて尾行、張込みが行われるということを答えております。吉田首相は、現在日本において尾行、張込み、昔の特高警察の復活が果して日本を明るくするとお考えになりますか。それとも暗くするとお考えになりますか。これらの点について、どうか首相は、もう少しこの際、国会を通じて、本法律案に対する深い所見を示されたいことを伏して願うものであります。
現に、この担当の政府委員は、尾行、張込みはやると言つております。これは法務総裁においても決して明るい気持で聞いておいでになるとは思えない。中山委員の御質問において、密告を採用するというようなことをするか、若しそういうことをするならば、日本の社会は暗くなるという御質問に対して、法務総裁は、密告を採用するようなことは断じてさせないと言われたのであります。
張込みにしたところが新聞記者の張込みは相当上手でいらつしやるけれども併しまだまだ範にするに足らんと思う。一体そんな古い捜査のあり方というのは、ここで再び訓練いたさなくちやならんのでありましようかな。もつともつと高度の科学捜査ということに重点をおかれるということの根本的な考え方を持つて頂きたいと私は思うのです。私の質問したいのはそこが重点なんです。
○伊藤修君 私は具体的に聞いたのですが、その調査技術のり中には張込みや尾行、そういうことも教えるのですかと、こう聞いているのです。
ところが他の機会に他の委員の御質疑に対して特審局長から、必要に応じて尾行、張込みをやるというお答えがあつた。この二つの間に多少の、場合によつては誤解を生ずる虞れがあると思いましたので、私の質問の要点は、例えば犯人の捜索とか或いは犯罪の捜索とか、行政又警察、又は調査で、必要にして止むを得ない、眼前の危険を前にしての活動というものに対して私どもは議論をしようと思つておるのじやない。
併しながら他面において政府委員はいよいよ必要があれば尾行やら、張込みをやるというふうなお答えをなすつておられた。これはなかなか重大な問題でありますから、どうか一つ今ここでお答えになれればそれは結構ですが、喜んで承わりますけれども、本朝来の私の質問の趣旨をとつくりとお考え下さいまして、この問題についてはもう少し考えてから答えるということならば、それで結構でありますが、極めて質問は明白であります。
○宮城タマヨ君 立法の建前は今仰せになりましたようになつておりまして、捜査と調査とははつきり区別されておりますことはとてもいいことだと思いますけれども、併しだんだん伺つて見ますというと、尾行だとか張込みだとかいうようなことも調査官にできる。
そこまで来た状況を調べて見ますと、県の税務課の吏員が殆んど縄のれんに至るまで飯屋、飲屋、料理屋、そういうふうなところの裏表にみんな張込みをして、そうしてお客の出て来るのは一人片々つかまえて領収書を調べる。中へすぐ踏み込む、裏に待つていてその店がしまうとごみ箱ですか、それをあけてビールの冠を勘定してそれと帳簿とを調べる、そういうふうなことを軒並みにやつておるという、そこまで行つた結果でしよう。
そこでそういう団体を尾行し、或いは張込みを行う、或いはそこに乗込んでそういうリストを公安調査庁が手に入れられれば、そのリストに載つておる名前は、左藤義詮君のような政治家のところにも必ずそういう新聞は来るだろうと思う。そういう人々の名前は、そういうリストの上から公安調査庁の重要な資料として、その上に調査が行われるのです。