1982-08-26 第96回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第14号
夕張一鉱が昭和四十八年十月、平和鉱が昭和五十年三月、夕張新二鉱は五十二年六月、清水沢鉱が五十五年四月、このように閉山が行われておるわけです。どうしてこれだけの債務が、労務債がたまったのかと調べてまいったわけですが、夕張一鉱と平和鉱の場合には、鉱員に対しては退職金は全額払っておるわけです。
夕張一鉱が昭和四十八年十月、平和鉱が昭和五十年三月、夕張新二鉱は五十二年六月、清水沢鉱が五十五年四月、このように閉山が行われておるわけです。どうしてこれだけの債務が、労務債がたまったのかと調べてまいったわけですが、夕張一鉱と平和鉱の場合には、鉱員に対しては退職金は全額払っておるわけです。
○三浦参考人 先生が御指摘のとおりでございますが、ただ、夕張新二鉱の閉山の時期でございますけれども、先生は五十二年の六月とおっしゃいましたが、五十三年の九月でございます。
それからさらに夕張新二鉱を閉山した者、そしていま清水沢から閉山した者、さらにまた現地で採用した炭鉱の未経験者が約四百名ぐらい、合計するとかなりの人数になりますけれども、この間大変な退職者もございます、定年や自己都合でやめる者もおりまして、現状では千八百五十名くらいの坑内人員でございます。 このように、確かに寄せ集まりの炭鉱でございます。
炭量はあっても、いま現にきょうあたり、御存じのとおり夕張新二鉱では閉山ですよ、会社側の提案は。きょうは二十四時間ストライキに入っているわけだ。一方住友炭鉱も、もうこれは大変だということで、すでにおわかりのとおり十一億の労働条件にしわ寄せをしなければならぬと、こういう問題が出てきているんです。したがって私は、これは何から来ているかと言ったら、その経営主体にも問題がある。
それで、先ほどちょっと採算ベースの段階触れたのでありますが、この機会にきちっとしておきたいのでありますが、現実に先ほど言ったように夕張新二鉱というのは会社側は閉山を提案してきておる、それから住友炭鉱も十一億という労働条件のしわ寄せが出てきている。ところが鉱業審議会の答申の中に労働力条件確保を含めて改善をすべきであるという答申が出ているわけだ。行き詰まるところはそこなんだ。
なるほど口では二千万トン体制の維持を唱え、国内炭優先を言いますけれども、たとえば夕張新二鉱の鉱命延長、東部開発などの問題について、政府調査団の派遣程度のことさえ踏み切ろうとしないのでありますから、とうてい国民を納得させる熱意ありとは言い得ません。私は、このことを強く指摘して、以下、反対の理由を述べます。
それからいま最も問題になっております夕張新二鉱の問題等は、真新しい問題としてすでに炭量そのものが枯渇をしてきている、こういうことで閉山的な問題がいまクローズアップされております。こういう問題が突如として勃発したというような感じを受けているわけですけれども、当然これは数年前にわかっていなければならないものだ。
なお、作手の十月の十七日のときには、夕張新二鉱の鉱命延長の問題も絡みまして、新鉱に移ってくれないかという提案がございましたが、私どもは、新鉱の炭量調査を明確にした上でなければ結論が出せぬという意味で、いまこれらの問題については関連をさせていません。しかし、会社の提案が現実にされているということだけは、お答えをしておきたいと思います。
○安田委員 前の委員の方もたびたび質問されましたけれども、たとえばこの問題に関して、夕張新二鉱の問題でございますが、ことし終掘、閉山、こう言われておるわけであります。
○安田委員 そうしますと、夕張新二鉱の近接もしくは周辺鉱区は、すべてまだ買い上げの対象や何かになったものではない、そういうふうに伺っていいんですか。
○安田委員 どうもはっきりしないようですが、しからば、この法改正が仮に行われた場合、夕張新二鉱の場合に隣接という鉱区は該当するものがありますか。
○島田政府委員 夕張新二鉱の問題につきましては、昨年の十二月に学識経験者、労働者、使用者から成ります合同調査で調査を実施したわけでございます。現在その調査結果を踏まえまして労使で今後のあり方につきまして協議を行っておるというのが現状でございます。
現場の夕張新二鉱の労働者は、多くの人が新鉱には行きたくないと言っているのです。こういう問題が非常にあいまいにされてきているのですよ。
自後夕張新鉱の五千トン体制について、夕張新二鉱の炭量調査の問題について、真谷地炭鉱の再建について、清水沢炭鉱について、労働条件の決定について協議をいたしまして、ただいま申し上げましたように、今朝三時四十分に妥結をいたした次第でございます。 私ども調印に当たりまして会社にも申し入れをいたしましたし、私どもも今後の問題解決のための二点の決定をいたしました。
これは、いまちょうど団体交渉のさなかでございますけれども、出向した鉱員を引き揚げるとすれば、その補充として、もし夕張新二鉱を充てるとすると、その出炭量をこれから調べなくちゃなりませんが、大体そうとして、もしその時点において、あと半年か一年だというなれば、その後に、ちょうどタイミングが合うときに向こうへ移ってもらいたい、こういうことをいま提案しているところでございます。
たとえば夕張新二鉱の場合にしましても、ちょっとこれについては私、意見があるのですよ。初めは五十三年と言っておったのが、急に五十二年に切りかえられたりしている点がありますね。ここら辺は組合としても、なかなかそれでは納得しないと思います。やはりそれの展望としては鹿の谷の開発が問題になってくるのだと思うのですよ。
私は夕張新二鉱については、北炭新鉱との関係で、いずれ早晩というふうに見ていたのですけれども、しかし、いま幌内が出炭がストップしているということで、かなり北炭が新二鉱の採炭を強行しているというふうに見ていいんじゃないかと思うのですが、これもひとつ、ぜひ調べて後で御報告を願いたいと思うのであります。 そこで政務次官、夕張に行ってごらんになったとおり山が多いのですよ。
なお、御指摘のような問題もあろうかと思いまして、データを少し挙げてみますと、この夕張新二鉱におきましては、五十年度の計画、出炭が七十万四千トン、この労働者が七百六十三人、これが五十一年度の計画では五十二万九千トンと下がりまして、労働者の方は六百八十一人ということになります。
私がにらんでいるところでは、どうも夕張新二鉱、この辺から労働者を持っていこうとする案ではなかったかと推測しているのです。夕張新二鉱のことは後で、大臣がおらなくなってから、いろいろお伺いしたいと思っております。 つまり、北炭のやり口を見ているというと、これも幸か不幸か事故が起きる、そして、そこの山を整理する、そして、これからドル箱になるであろう北炭新鉱にどんどん持っていっているのです。