1981-07-08 第94回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
私はやっぱり、今度の行政機構の問題の一番大きなメスを加えなきゃならぬ点は何かと言えば、やはり官僚によるなわ張り根性というか、なわ張り拡張競争というか、そういうものが次々に肥大化をつくっていった大きな点の一つだろうと思いますし、それから、農林大臣が経団連か、同友会の会議の中で言っておるように、補助金を削ればフランスのように社会党内閣ができると。
私はやっぱり、今度の行政機構の問題の一番大きなメスを加えなきゃならぬ点は何かと言えば、やはり官僚によるなわ張り根性というか、なわ張り拡張競争というか、そういうものが次々に肥大化をつくっていった大きな点の一つだろうと思いますし、それから、農林大臣が経団連か、同友会の会議の中で言っておるように、補助金を削ればフランスのように社会党内閣ができると。
ところが、世銀方式は、通産省の特振法が世論の袋だたきにあっている時期であったし、また、産業界の銀行指導の融資調整に対する猛烈な感情的反発、系列企業の確保となわ張り拡張をねらう金融界のそろばん高さと内部の利害対立であえなくつぶれてしまったのであります。
それは、官僚のなわ張り拡張本能の問題だけにとどまりません。農地移動機構を官僚が掌握することで、高度経済成長に必要な土地の収奪を簡単にできるように布石することになります。これは独占資本の論理に基づくものであり、それに官僚の自己保存本能が便乗したものと言わざるを得ない。 事業団の農林省の当初の構想は、十カ年で三十三万ヘクタール、資金量五千六百億円、融資率年利二分、四十年償還が原案でありました。
○藤山国務大臣 むろんこの設立に当たりまして、通産省は通産省の意見を持ち、われわれはわれわれの意見を持っておったことは当然でございまして単なるなわ張り拡張の予算ぶんどり戦をやったわけではございません。
画期的の道路整備一兆億、五カ年計画の関係諸法律案を討論するに際して、この計画、この予算を官僚なわ張り拡張の具に供することのないように、将来のわが国産業経済の飛躍的発展の基盤たらしめるよう、政府に特段の注意を促して、内容に幾多の了解のできがたい点はありますが、原案に賛成の意を表するものであります。(拍手)