1977-04-27 第80回国会 衆議院 商工委員会 第18号
これは御承知のとおり、少数民族である、あるいは弱小民族であるインディアンを保護するために、それこそ金網をつくって、その中に住まわせていろいろと生活のめんどうを政府が見ているわけでありますが、私は、特に業種指定のような強い考え方を聞きますとこのインディアンリザベーションを思い出すわけでありまして、このように優秀な転換能力にあふれる中小企業をインディアンリザベーションの金網の中に入れてしまうということは
これは御承知のとおり、少数民族である、あるいは弱小民族であるインディアンを保護するために、それこそ金網をつくって、その中に住まわせていろいろと生活のめんどうを政府が見ているわけでありますが、私は、特に業種指定のような強い考え方を聞きますとこのインディアンリザベーションを思い出すわけでありまして、このように優秀な転換能力にあふれる中小企業をインディアンリザベーションの金網の中に入れてしまうということは
いまのままなら、もう日本国民はほんとうに弱小民族におちいってしまう。そうなれば、あの赤線の区域のところに、入り口にいて、そこへ出入りする人に、何の御用でしょうかというようなことも聞くことができないというなら、旧制の封建的なときのほうがずっといまよりましだと考える。
だから患者さんが減るということがおそろしいものですから、これはよほど厳罰でも規定しなければ、なかなか——届け出というものが簡易にして、ふえたんですけれども、それでもまだ開業医の人たちが、それは良心的な人とそうでない人とがあるのでしょうけれども、いまそこの白浜委員がお医者さまでいらっしゃいますけれども、ともかくいまのような状態でいけば、日本民族は一世紀か二世紀のうちに相当の弱小民族になるだろうというような
世界の弱小民族、他国の援助を受けててんとして恥を知らない、あるいはユダヤ民族のような非常な優秀な民族が、容易にこれが繁栄することができないという理由はどこにあるか。やはり、高利貸しとこじきの子孫は繁栄しない、こういうような一つの格言と一脈通ずるのではないかと考えます。
だから真に日本が、アジアの弱小民族の立場を理解し、民主主義と民権主義を理解するならば、全く西欧の帝国主義と植民地主義と別個の立場において、アジア民族の味方なるべきであったのであります。
私の一応の意見を申し上げて御質問いたしたいと思いまするが、私は、この世界の歴史というものは、過去より現在に至りますまでに一貫しておるところの流れは、これは民族相互間の争いであると同時に、また場合によっては弱小民族が、かつて滅ぼされたところの民族が、独立をはかるという、結局民族意識の高揚に努むるということが、歴史に流れておるところの一貫せる私は流れであるというふうに、こういうふうに実は考えておるのでございます
中近東の問題を出すまでもなく、あの問題も、要は弱小民族の、国内における軍事基地ないしは外国のあらゆるそういったものに対する民族的な反発の現われが根源と思う。
私は、私たちが現に歩みつつある二十世紀の特徴は、男性からの婦人解放ルあり、地主からの農民解放であり、資本家階級からの労働者解放であり、帝国主義からの弱小民族解放であろうかと存するのであります。(拍手)しかして、弱小民族の解放とは、弱小民族の独立と言葉を置きかえることもできましょう。
会議は、強大国家、強大民族代表者の勢力に対するよりは、弱小民族代表者の主張に対して熱烈なる拍手を送つたのでありました。用語は英語と仏語でありました。八月二十四日午前十時から大会本会議が始まりまして、日本代表の宣言も朗読せられたのであります。その宣言を繰返して申上げますならば、 一、日本国憲法の非戦非武装の原則は全人類に通ずるものとして連邦に採入れられなければならない。
ただ振りかえつてみますと、かつて東南アジア地区の人々は民族的に申せば弱小民族でありましたし、これらの人々の偽りない心理は極端に侵略を恐れていることだと思います。
このことは琉球全体だけの問題でなく、勿論日本の問題でもあり、これは申すまでもなく延いては東洋の問題、民族の問題、弱小民族に対する問題、先ほどからの民族自決の問題、いろんなものに関連して行くのではあるのですが、時間の都合上、私、以上を申述べて意見を終ります。(拍手) —————————————
こういう世界情勢があるという、それからもう一つ世界の見方について常識的に米ソ両圏というふうに分けて見れば、むしろ具体的には曾ての弱小民族というものの興起過程にあるのではないか。つまり中国はソ連の衛星になつたという考えをするものもあるが、むしろこれは自主性を持ちつつある。印度はアメリカ圏だというが、併しこれも独立性を非常に発揮し出した。
それからヴエトナムのホー・チミン政権だ、やれ印度支那共民国だ、片一方はソ連圏だ、片一方はアメリカ圏だ、片一方は容共だ、反共だと言うていますが、大観すればこれは等しく弱小民族の興起であります。この世界の動きが、むしろ世界の抬頭というのは、こういた多年虐げられ圧迫されたいわゆる全世界の被圧迫民族が次第に興隆し、これが強固な結合体を作りつつあるというのが世界史の動向ではないか。
弱小民族並びに植民地の民族の希望は、いわゆる人民解放軍をつくらなければならないということが、はつきりコミンフオルムの第二声明によつて発せられ、これが党の機関紙であるアカハタに掲載されておる以上は、すなわちあなたたちのおつしやる人民解放というものは、いわゆる人民解放軍をつくらなければならないというコミンフオルムの声明を是認しておると解せざるを得ない。
本問題は、弱小民族たる朝鮮人の自主的文化擁護の要求によるものにして、無能力なる日本官憲の一方的抑圧により、遂に事態の悪化を來したのである。