2004-08-04 第160回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
五月に発表された弟子屈署の調査報告を見ると、部外の会議に伴う懇親会における署長随行署員等の会費補てん、事件捜査の合間や打ち上げの際の捜査員の激励、各種術科大会選手に対する激励、差し入れなどというのが報告ありますし、七月十三日の旭川中央警察署の調査報告では、当時、署長三名の説明として、部内外の会議に伴う懇親会経費、事件打ち上げ等の激励経費として使用しているとし、北見方面本部の警備課の調査では、その使途
五月に発表された弟子屈署の調査報告を見ると、部外の会議に伴う懇親会における署長随行署員等の会費補てん、事件捜査の合間や打ち上げの際の捜査員の激励、各種術科大会選手に対する激励、差し入れなどというのが報告ありますし、七月十三日の旭川中央警察署の調査報告では、当時、署長三名の説明として、部内外の会議に伴う懇親会経費、事件打ち上げ等の激励経費として使用しているとし、北見方面本部の警備課の調査では、その使途
元弟子屈署次長の斎藤氏が住民監査請求をして記者会見を行ったのが三月一日です。二月十一日と三月一日。これは、この時期に大量の文書廃棄が行われている。これを組織的な証拠隠滅ではないかというふうに、私はそこで頭の中でめぐるんですけれども、これはうがった見方というふうに言い切れるでしょうか。特に、弟子屈署の斎藤次長の請求の対象は、二〇〇〇年の四月から二〇〇一年三月の二〇〇〇年度に関するものです。
それから、弟子屈署については、これは御承知のとおり、住民監査請求で今月いっぱいにきちんと結論を出しなさいという指摘を受けておりますので、先日、北海道警におきまして、平成十二年度分の道の捜査用報償費の使途それから金額を点検いたしました結果、確証を得られないもの、それから確証が得られても公費として支出できないものは幾らかということを算定いたしました結果、十万九千四百九十五円になったようでございまして、これに
そして、そういう中で、弟子屈署の調査結果についてもいろいろ出ております。 私的流用があったのかどうか、不適切なものがあったのかどうか、またその返還額、根拠、対象者、返還方法、職員の処分、国費の対象の有無、こういうことが一つ問題になると思うんですね。
○吉村政府参考人 お答え申し上げますが、その前に、弟子屈署は、委員があるいは誤解をされているのではないかと思いますので、私からちょっと補足をさせていただきます。 この骨子、四月六日のものでございますけれども、これは、3の「調査状況」で、(1)が「関係書類の確認」、(2)が「平成十二年度の執行状況」、(3)が「平成十三年度から平成十五年度までの執行状況」の三本立てになっているわけです。
といいますのは、原田さんの証言あるいは弟子屈署での斎藤さんのお話、きょう持ってきた弟子屈署での設定書の問題、あるいは警察本部会計課からの副署長、次長に対する研修資料などを見ても、本当に捜査のためにつくった書類というものがつくられているのかどうかが出発点だろうと思います。 先ほど、私、稲葉さんの事件で情報公開の訴訟をしていると言いました。
○市川参考人 弟子屈署で実名告発した斎藤さんがつくられていた裏金帳簿は、きょう持ってきております。それから、先ほど、ほかの警察署での、それは、帳簿というか、会計の人が現金を副署長に渡すときの帳簿ということです。
○神本美恵子君 私、今手元に弟子屈署の中間報告そのものがちょっと間に合わなくてないんですけれども、今官房長、もう一回確認しますけれども、二〇〇一年から二〇〇三年にはなかったというふうには断言していないわけですね。報告書はどのようになっているんでしょうか。
○政府参考人(吉村博人君) これは、先ほど申し上げましたように、弟子屈署は十二年度以降を一応見ておりますので、平成十年度と十一年度の執行状況を含めて引き続いて必要な調査を進めていくもの、現在しているものと思います。
○政府参考人(吉村博人君) お尋ねは弟子屈署の事案だと思いますけれども、二〇〇一年から二〇〇三年まで、これは、書類が正に新しいものですからそろっておりますし、十二年度の調査をするに当たりまして、十二年度の調査をし、それから十三、十四、十五と三か年でありますから、道警において取りあえずの、どのような執行状況になっているのかということについて調査をしたものと思います。
反面、弟子屈署のケースについては、平成十二年の調査をやったわけでありまして、先ほども申し上げましたように、十年度以降の書類が残っておりますから、その書類に即して判断をして、旭川中央署と弟子屈署で差が出てきたということであります。
○吉村政府参考人 弟子屈署におけます平成十三年度以降でございますが、まず弟子屈署については、北海道知事から、要するに十二年度、弟子屈署については監査委員の監査が実施をされたということもありますので、まず弟子屈署については十二年度分にポイントを当てて公表しようという結果がせんだっての発表であったわけであります。
○小野国務大臣 弟子屈署の捜査費、捜査報償費の年度別金額を示せということでございます。 平成十三年度、捜査費の年度別の支出額は、弟子屈署でございますけれども、二十四万円、十四年度は四十一万円、十五年度が三十五万円であり、捜査報償費の年度別の支出額というのは、平成十三年度が二十二万円、十四年度が二十五万円、平成十五年度が十九万円であると報告を受けております。
現在、北海道警察におきましては、公安委員会の指示を受けまして、現時点におきまして、弟子屈署の平成十年度それから平成十一年度の執行状況を含めまして、引き続き必要な調査を進めているところであります。
北海道新聞のホームページをこの間見ておりまして、弟子屈署の不正支出に関して、当時の署長だった佐藤親人さんというんですかね、現在は北見の署長さんですが、裏金づくりを認めたということは新聞も書いているんですが、その北見の方でも、北見方面本部で昨年七月の会計検査院の検査で不正があったということになっておりますが、ですから、弟子屈でも北見でも、あるいは署長さんがかわってもこういう不正事件が起こっている。
私は、三月二十四日の本委員会で、斎藤邦雄元弟子屈署次長のウラ金メモを示した質問をさせていただきました。特に、ウラ金メモに掲載をされていましたいわゆる入金欄に、国費である捜査費が裏金作りになっているのではないかという問題を指摘をさせていただきました。
○小林美恵子君 それでは、三月二十四日に私は本委員会で配付をさせていただきました斎藤邦雄元弟子屈署次長のウラ金メモの文書、再々お渡しするのは失礼かと思いまして今日はお配りはしませんでしたけれども、小野大臣はお目通しをされておられるかというふうに思います。
ちなみに、弟子屈署でも十四年度は四十一万円の捜査費が使われている。 しかし、皆さん考えてみてください。この捜査費というのは、これも議論にありましたけれども、警察法の第三十七条を受けて警察法施行令第二条、今日ありましたね、八項に規定されている。これ、いみじくも官房長がおっしゃったところです。
○政府参考人(漆間巌君) 弟子屈署の次長から、元次長からそういう発言があります。確かにいろいろ弟子屈署の事案を調べていきますと、捜査員の中にはまた別の話をする人もいますし、今のところまだどうなっているのか分かりませんが、少なくとも裏金作りばっかりずっとやっていたのかどうかについて、本当にそうであったとするならば、我々はその話をやっぱり聞きたいと思っているわけです。
そのことに関しまして、当委員会へ原田宏二元北海道警察釧路方面本部長、それから斎藤邦雄元北海道警察弟子屈署次長の参考人招致を要求したいと思いますので、御検討いただきたいと思います。
○政府参考人(吉村博人君) 先ほどの弟子屈署のケースにつきましては、平成十二年度の道費の捜査用報償費三十五万円分につきまして、道の監査委員の今監査が現在実施をされておるところでございまして、それと同時並行の形で道警本部におきましても事実関係について現在調査を進めておるところであります。
さて、実は北海道警察弟子屈署、ここは道庁から支出された捜査費にとどまらずに国から支出された捜査費も裏金になっているんですね。その手口というのはこういうことなんですよ。 まず、北海道警察釧路方面本部から弟子屈署の次長、これは署のナンバーツーですね、ここへ現金三万円が毎月現金書留で送られてくるわけです。
したがいまして、道警としましても、あるいは警察庁としましても、この案件につきまして事実関係がどのようなものであったのかということは早く知りたいと考えておるところでございますが、当時の署長なりあるいは当時の弟子屈署の署員なりからは順次北海道警において事情聴取を進められているわけでございますけれども、なかなか、ここに書いてありますメモの入り、出、それから一部黒塗りの部分もございますので、本人に、斎藤氏御本人
芦刈勝治道警本部長、そして原田宏二元釧路方面本部長、斎藤邦雄元弟子屈署次長、水田竜二静岡県警本部長、以上の件を委員長にお願いを申し上げて、私の質問を終わります。
お手元に資料をお配りしておりますけれども、この資料は北海道警弟子屈署に勤務をされていた斎藤邦雄さんが記者会見を行ったときの会見メモでございます。 四枚目をめくっていただきますと、「私の主張」と題したメモがございます。このメモには、少しどういうことを書いてあるかと御紹介を申し上げますと、旭川方面本部地域課次席と弟子屈署次長のときに裏金作りに関与したことがありますと書かれています。
弟子屈署の次長も同じ証言を実はしておるわけであります。 そういった意味で、この手のものは、単なる警察署の不祥事、いわゆる経理の処理のまずさ、あるいは、表向き使いにくいから裏金化してさまざまな交際費に使ったというものではなくて、まさに、上層部が私的流用した、懐に入れてしまった、一千万単位でしてしまった。そういうところに、日本の警察、現場一線で働いている人が、おかしいのではないかと。
内部文書の発覚に続いて、これを裏づける元釧路方面本部長原田宏二氏の告発証言、さらには道警弟子屈署次長の告発の証言、さらに福岡県警、静岡県警、高知県警、長崎県警など、全国から、元警察官の方や匿名の現職警察官の方から、警察の裏金づくりの問題が続々と告発されております。
その意味で、まず、芦刈勝治北海道県警本部長、原田宏二元北海道道警釧路方面本部長、それから斎藤邦雄元北海道警弟子屈署次長、こうした三名の私は参考人招致を要求したいと思いますが、委員長に是非お取り計らいをお願いしたいと思います。