1950-09-19 第8回国会 参議院 農林委員会 閉会後第2号 その後本年大猖獗を極めました外の原因は、六月に入りましてから非常に低温になりまして、例年そこで土壤中の大部分の一等有機物が分解いたしますところ、それが分解せずに持ち越されまして、七月に入りましてからの急激なる高温によつて腐敗分解を起しました結果、今入込稻熱或いは引込稻熱と申しますか、そういうものが稻熱の大被害を蒙むつた原因であるのでありますが、全く人力の及ばない天候によつて発生したものと認めて差支えないと 三橋八次郎