1954-03-24 第19回国会 参議院 予算委員会第一分科会 第1号
第十九、未引揚邦人調査等に必要な経費一千五百八十五万八千円は未帰還邦人の氏名、生死等を明らかにし、引揚促進のための外交交渉及び留守家族援護策の実施に必要な資料を整備するための事務費、及びこの事務の一部を都道府県に委託するための委託費九百万二千円であります。
第十九、未引揚邦人調査等に必要な経費一千五百八十五万八千円は未帰還邦人の氏名、生死等を明らかにし、引揚促進のための外交交渉及び留守家族援護策の実施に必要な資料を整備するための事務費、及びこの事務の一部を都道府県に委託するための委託費九百万二千円であります。
第十九、未引揚邦人調査等に必要な経費一千五百八十五万八千円は、未帰還邦人の氏名、生死等を明らかにし、引揚げ促進のための外交交渉及び留守家族援護策の実施に必要な資料を整備するための事務費、及びこの事務の一部を都道府県に委託するための委託費九百万二千円であります。
第十八、未引揚邦人調査及び外地にある遺骨引取に必要な経費二千六百十四万八千円は、未帰還邦人の氏名、生死等を明らかにし引揚げ促進のための外交交渉及び留守家族援護策の実施に必要な資料を整備するための事務費、及びこの事務の一部を都道府県に委託するための委託費九百六十七万九千円と、外地において戦没した同胞の遺骨引取り、墓地保存等の協定に必要な事務費等であります。
外務省の予算書を見ますと、未引揚邦人調査費が遺骨の引取り等に要する費用を合せて、本年度よりも減少をしておる状況であります。この点、遺骨引取りは目下すでに日本丸が各地へ大事な御遺霊をお迎えに行つておるのでありますが、なお南方諸地域、外地等に残されたこれらの遺骨をお迎えするために、きわめて積極的な施策が必要であると思うのでありますが、この予算を減少するような状況になぜなつたのか。
つまり外務省のほうではこの予算の説明書を見ますというと、これは外務省計上分として、未引揚邦人調査に必要な経費というので、こつちのほうで主としておられるのかも知らんのでありますけれども、少くともその成果、結果が厚生省に詳しく同じような資料がなければ、この行政担当者としては厚生省なんでありますから、厚生省は進めることができない。この点はどうなつておりますか。
○武野説明員 足立委員からお話がございました残留者の調査でございますが、昨年九月以降、正確に言えば十一月でありますが、外務省といたしまして、一般邦人に関する未引揚邦人調査というものを真剣にやつております。御承知のように、限られた予算と限られた人員で調査をいたしております。御承知のように方法としては留守家族の届出がまず第一であります。
○説明員(高野藤吉君) 一般引揚邦人だけの終戰後における外地におきまする死亡数及び死亡状況につきましては、結論的に簡單に先に申上げますと、細かい具体的な数字なり……殊に数字は未だ外務省にはございませんので、御承知の引揚邦人調査は現在進捗中でございまして、それが或る程度成果を見ますれば、或る程度の具体的な数字が入るという希望の下に今進捗いたしておりますが、これから申上げるところは、單に推定と状況判断により