1958-08-11 第29回国会 衆議院 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号
それから、第二十一次引揚船白山丸を迎えて、一般帰国者四名ほどから、私並びに受田君、さらに参議院の両先生方も出席して感想を聞く座談会を二時間ほど開いた。
それから、第二十一次引揚船白山丸を迎えて、一般帰国者四名ほどから、私並びに受田君、さらに参議院の両先生方も出席して感想を聞く座談会を二時間ほど開いた。
引揚船白山丸は、去る一月十五日午後四時舞鶴港を出港、途中しけのため佐渡両津港沖に三日間待避いたしましたため、若干予定がおくれましたが、一月二十七日午前八時無事舞鶴港に入港いたしました。当日はみぞれが降って骨を刺すような寒い日でございました。私は、当日朝舞鶴に到着いたしまして、引き揚げの方々のために、みぞれのやむことを心に祈りながら、直ちに地方援護局におもむいた次第でございます。
引揚船白山丸は、去る十月十五日午後一時、予定通り真岡港に入港、十六日乗船させる予定のところ、引揚者たちが岸壁に立って待ち続けている状態なので、予定を繰り上げて、十五日午後四時四十分から、ソ連側の了解を得て、八時十分までの間に乗船を完了し、出港も一日予定を繰り上げまして、翌十六日午後四時真岡を出発し、十月二十日午前七時五十五分舞鶴に入港いたしました。