山下代議士、それから参議院の代表であります私並びに衆議院の引揚対策委員会の理事である受田代議士、三名が国会の代表として挨拶をいたしました。詳しくは文書を以て報告書を書いてあるものがありますが、別に取立てていろいろと申上げることは差控えます。 簡単でございますが御報告といたします。 —————————————
方々の残留中の御苦心のほどを伺いまして、まことに御同情にたえない次第でございまするが、私、露骨に申しますと、最初から理論鬪争が始まりまして、残留地におけるところの生活の状態とか、その他どういう経済状態であつたかということを承る機会がなかつたことをはなはだ残念に存じ上げますが、お話を承りますと、われわれの印象にぴりつと来ることは、御希望の通りでありまするならば、これは露骨に申し上げますと、むしろ本引揚対策委員会
引揚対策委員会は解散すべきだ。やめなさい。
こうして引揚対策委員会をつくつておくということは、いわゆる残留者が相当いるということが事実だから、われわれが神聖なる国会において引揚対策委員会をつくつているのですから、共産党の数字に対しては問題にしませんが、その他の委員の数字はある程度根拠あるものとして、いわゆる重要なる数字の発言であるということだけはお認め願つて、数字の問題はこの程度で切打ることだけは賛成いたします。
○横田委員 それでは尋ねますが、私は引揚対策委員会におつて舞鶴へ行つたときに、私が困つたのは、ソビエトから帰つて来られる方が舞鶴へ来たならば、日本の土を見る、港を見る。だが、すぐ上りたいであろうにもかかわらず、上らない。ふしぎに思つた。上つた人は喜んで帰る。そういうときには、何か船から舞鶴の引揚寮に上るのにじやまになることがあるのですか。それを聞きたい。
○松井(政)委員 第七国会でどういう特別委員会をつくるかということで、いろいろ私ども打合せをしておりまするが、海外同胞引揚対策委員会、災害対策特別委員会、選挙法改正は従来通り設置をしていただきたい。それから観光事業と政府支拂、これは第六国会でも申し上げたのでありまするが、これはもういらないという方針であります。
この佐々木光經という人は、満州にいる六千三百十二人の中の一人に入つているのか、これはその中に入つておらないのか、こういう問題が非常に大きな問題になつておりますから、この引揚対策委員会で、継続中であろうとも、あるいは次の議会が開かれましても、こういうようなうわさを聞いた人を呼んで、いろいろのものを総合して、われわれが一つの正確な数を知るというような努力をして行きたい、そうすることにおいて回の意義があるかと
そうしない限りにおいては、私の考えでは、やはり國権の最高機関である國会の一委員会であるこの引揚対策委員会が、すべての数字を握り、すべての大綱をきめて、そうしてこれを政府を通じてやるべきものだと解釈しているのです。これは、たしか委員長中山さんの御意見によりますと、アメリカの方においてもわからないということは事実である。しかしわれわれに押しつけられたこの数字は、アメリカの名前における数字を冠しておる。
なぜかと言えば引揚対策委員会において、非常に人命が尊重されておらない。政府の答弁では非常にあいまいで、話がわからない。たとえば本会議において中山委員長が、ソビエトにおける残留同胞が四十万あまりおると言われるのに九万五千帰すということになつて來ると、三十万の人間が足りないじやないかという質問をされた。
しかしわれわれ引揚対策委員会で目標にしておりましたシベリアからの四十万と、ソ連発表のソ連から帰す九万五千人はあまりに開きが多過ぎるので、その間の数字にどこへ行つて聞いてもわからない。その点については共産党だけでなく、社会党と言わず、民主党と言わず、民主自由党と言わず、皆がこれをはつきりしたいという氣持を持つておると思う。
それからこれは議事進行になるのですが、この引揚対策委員会がかいもく開かれない、私が委員会に参加したのはおしやべりのような決議案の議決をやつただけです。あれが実行されると全科玉條ともいうべき大文字になるけれども、実行されなかつたら、協議して事を連ね、文字を並べて本会で読んでも、議会としての決議が一体どうなるかと思うのです。現にまだ帰つて来ない。しかるに委員会を開いていない。
○近藤(鶴)政府委員 在外公館等借入金の問題につきましては、終戰以來非常に懸念されておつたのでございますが、直接担当いたしております外務委員会なり、引揚対策委員会なりでは、特にこの問題について関心を持つて非常な御努力をいただいたことと思います。
○石田(博)委員 すでに設置を決定いたしました海外同胞引揚対策委員会、それから災害地対策委員会の委員の各派の割振りを、この際念のために事務総長から伺つて、その委員の人選を二十二日までに終ることにしたいと思います。
わが党といたしましては海外同胞引揚対策委員会、災害地対策委員会の二委員会については、前会通りの設置を希望いたすものであります。
この問題につきましては参議院の在外同胞引揚対策委員会でも前々から非常に熱心に当局が御鞭韃をいただいておるのでありますが、その他の事情は今申しましたような状況でございますので、何とも私どもとして手の施しようがない状況になつていることを率直に御報告いたす次第でございます。
○参事(寺光忠君) それは問題によりましては必ずしも不可能でないと思いますが、只今当院にあります引揚対策委員会でございます。これは外務の委員会でやつてもできますことであり、厚生の委員会においてもできることでございます。併しそれを特に引揚対策というような特殊の問題を取上げて特別委員会を作られておるのでございますから、特に重要性をお認めになればお作りになることができないことはないと思います。
○委員長(木内四郎君) それでは速記を始めて、それでは只今問題になつております在外同胞引揚対策委員会から派遣ざれた議員の報告につきましては、先ずこれを委員会において報告して頂きまして、必要がある場合には委員長の方から本会議の方に報告して頂くことにして一派遣議員が直接本会議で報告するというようなことは、これを差控えて貰うことにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。