1961-04-26 第38回国会 衆議院 外務委員会 第20号
なぜならば、私は思い出しますけれども、かつて引揚委員会というのがございまして、そこで中国なりソ連なりに引き揚げ促進のための使節を出そう、そのときに責任者である役所の高官についていってもらったらいいじゃないかと言ったときに、いや、まだ国交が正常化していない国に行くのは間違いだということで、とうとう突っぱねられたことがありますので、この点非常に矛盾しているのではないかと思いますので、もう一度念のために伺
なぜならば、私は思い出しますけれども、かつて引揚委員会というのがございまして、そこで中国なりソ連なりに引き揚げ促進のための使節を出そう、そのときに責任者である役所の高官についていってもらったらいいじゃないかと言ったときに、いや、まだ国交が正常化していない国に行くのは間違いだということで、とうとう突っぱねられたことがありますので、この点非常に矛盾しているのではないかと思いますので、もう一度念のために伺
当時まだ引揚委員会が国会にございましたので、非常に長い間この二人と生活をともにされました赤津さんがちょうど帰っておられましたので、赤津さんを呼びましていろいろとジャングルの中の生活等について詳細に聞きましたところ、必ずしも生存しているということに望みを断つわけにいかない、ひょっとしたら生きておられるのではなかろうかということを感じましたので、当時日本社会党と自民党が提案をいたしまして、本会議の決議といたし
この特別委員会でこうして御説明をしていただく機会がまたとないことになりはしないかと思うのでございますが、引揚委員会はちょど満十二年間にわたって、海外に残された方々のために党派をこえて尽した委員会であります。感慨無量な気持を持って田口委員長を中心に、今皆さんのお話を聞いているわけです。
私は、この際衆議院の引揚委員長にお尋ねするが、フィリピンのルバング島に残っておる二人の元日本軍人が、最近の新聞紙上を見ても伝えられておるが、この二名の元軍人の生存者が明確にある。この二人の兵士をどうして救い出すか、どうして日本に帰還させるか、いかなる方法をおとりになろうとしておられるか、これは当然田口委員長にもお考えがあろうと思います。
そのお方々に対しては、あとう限りのお慰めをいたしたいという気持で、自民党、社会党共同して非常な努力を重ねて参ったのでありますが、衆議院の引揚委員会におきまして、この一般邦人を処遇するのには、お慰め金を三万円ぐらい上げることにしようではないかということをかねがね決議いたしたことが二回もございますので、かつて、政府提案の場合に、これはひとしく二万円になっておりましたが、私どもはそういうことともにらみ合せて
私は引揚委員も兼ねておりますが、昨年の国会から、引揚委員会において政府に猛省を促したことがある。戦争中に沈んだ軍艦陸奥のあの残骸が敗戦後十四年間、まだ瀬戸内海に眠つておる。この問題に関連をして、不正業者の刑事事件に対する分は東京の高裁で判決があった。しかし、それに関連をした民事訴訟が山口地方裁判所に提訴されましてから今日まで三年以上たつております。これは簡単な問題です。
ただ事実上の連絡として、ただいまの引揚委員会においての御論議については、おそらく私の就任前のことと思いますが、事実上これについて裁判所側の注意を喚起するというようなことは、連絡としてやることがあるいは適当だと思いますが、もしそういうことが行われていなかったとすれば、お怒りになるのもまことにごもっともと思いますから、適当に善処いたしたいと思います。
○山下(春)委員 平出さんが住んでおられた町には今御説明にあったように、一人に会っただけだということでございまするから、平出さんのおられた町には、もはやそういう方はいないということはわれわれも信じられるのでありますが、ソ連の本土に残っているあなたのような方々が、われわれの引揚委員会の調査及び厚生省、日赤等が一生懸命やっております調査からいうと、現実には、まだこれくらいあるという名簿が実はあるのでございます
あるいは国内におれば、社労があったり、あるいは厚生部会があることもわかりますが、向うの方々にはやはり海外同胞引揚委員会というものが名が通っておるのですから、私はどういうふうな御意見か決定か知りませんが、ここは一つまげてでも、こういうほんとうに乏しい者に手を差し伸べることが、社会党の持論だと常に拝承しておりますので、よろしくお願いいたします。
引揚委員会に特に持ち出したということは、引き揚げのケースでなければ解釈がつかない。社会局に持っていきますと、これはちょっと上回っているからだめだというケースがすぐに出ていることだけは、明らかに私の方にもわかっております。従いまして、私が特に引揚委員会でお願いをするゆえんは、そういうしゃくし定木の解釈ですでに社会局では落されたのです。
日本に向うの大使もおるのですから、われわれ国会側として委員長に要望しておきますが、引揚委員会は国民に対する重大な責任を持っておる委員会だから、これは一つ委員長及び当該委員会の理事諸君がソ連大使館に行って、そういう方向を促進すべく側面から援助をされることを要望いたします。
ところが、向うにある日本人の遺骨を追求するに急であって、こちらにある中国人の遺骨は、その所管さえもまだ不明であるということでは、これははなはだ国際信義にもとる、こういう意味から、委員長としても、引揚委員会として、今、原委員が言われたことは、全面的に取り上げて差しつかえないと私は思います。
日にちはあなたのおあげになったのがいいのだろうと思いますが、実は神埼さんの中央医療協議会の辞任をいたしたいというお届けがありましたとき、たしかそのときには私は他の引揚委員会に行っておったと思います。
どうかできれば日本船で一ぺんに片づくように最後の御努力を引揚委員会の皆様にお願いいたしまして、私の申し上げることを一応終ります。
しかしそれは金がかかってできないということをおっしゃいますこともわかりますが、しかし東京だけを見ておりますと、もう交通ができないほど自動車は飽満状態にある、こういうようなものを中国人が見ましたときに、一面は中国人であり、一面では日本人であるこうした里帰りの人々に対する待遇が、今日のようなことで果してよいだろうか、どうであろうかということを考えるときに、もう一ふんばりふんばっていただいて、特にこの引揚委員会
しかし、何分にも国交が回復していない今日において、政府がみずからこの衝に当るわけには参らないのだから、民間の団体なりあるいは長く専門的に研究しておられた当引揚委員会の委員の方々のお力によってこれを解決していきたい、こういうことを首班であるところの岸外相がはっきり言明されておる。また先般藤山外務大臣も大体それと大同小異なことを言っておられる。
われわれは、貴下が日本「衆議院引揚委員会委員長」の名義をもつて提出した、わが国を来訪していわゆる「行方不明」の日本人の問題を交渉するとの、要求に同意することはできません。 この問題は決して存在しないものでありますから、従つて貴下の要求も接受できないものでもります。 甚だ遺憾ながら、私には貴下に助力致しようがありません。
国会に対し、引揚委員会に対し、長年の援護に感謝の言葉を受けました。 以上をもちまして日程を終了いたしましたが、引揚援護局並びに引揚三団体乗船代表より聴取いたしました今回の引き揚げの実情について御報告いたします。
そこで多くの遺族の方々が、われわれの子供も、兄弟も、これで静かに安めるということを私たち衆議院の引揚委員の当時でありましたが、相当感銘いたしたのでありますが、この際、一つ厚生省におきまして、何とか一つこれらの四十万の霊に対して、国家的行事として慰霊祭を行なってもらいたい。
○八巻政府委員 未帰還公務員の公務扶助料の取扱い方につきましては、引揚委員会におきましても遡及して支給するという方向で今後技術的な検討をいたして参りたい、こう申し上げているわけでありますが、その問題だけでございますれば他に波及しない問題でもございますので、特に調査会の対象にするというほど大きないろいろ広範な影響を及ぼす問題ではないと考えておりますので、適当な時期を見てこれが必要な措置を講じて参りたい
○八巻政府委員 その問題は、この前の引揚委員会でも申し上げましたように、その時期については十分検討さしていただきたい、こう思っております。
そういう御了解になっておる点がわかりましたから、私はいろいろいろどくは申しませんが、どうか一つ、今私がお願いしたことを、引揚委員会として、どうしても沖縄問題を処理するために、法律を修正して延期をして、債権を確認する必要があるということを強く迫られたということを建前にして、一つぜひおかけ合いを願って、その結果を、当委員会の次の委員会ではあまりおそくなると思うのですが、何らかの方法で委員長まで御連絡を願
のわが国の国会並びに国会議員あるいは委員会等は、三権分立の上からいっても、最高の機関なんですから、その方々が国会を代表して行くということになれば、やはり政府代表と何ら遜色ないということを、私の良心から言えば確信しているわけでございまして、むしろ国民外交といいましょうか、国民全体が視野を広く、国のために共同の成果を上げるように努力するのだという意味からいえば、非常に御苦労し、また御研究されておるこの引揚委員会
そうなって参りますと、やはりこの引揚委員会の委員たちが非常に専門的に取っ組んできたのでありますから、その方々を、政府のそうしたことに携わっておられた人たちと一緒に、政府代表でなくても、公けの使いというふうな形で行く方がもっと効果がある、こういうふうに私は考えるのでございますけれども、この点についてあとから厚生大臣等にも御意見を伺いたいと思います。
うちの引揚委員会の方でも大体そういうことをやろうじゃないかということになっておって、政府の意思を確かめるということになっておるのですがね。どうですか、やっていただけますか、抜けるだけ抜いてでも……。
この間も引揚委員会で質問した問題でございますが、この暮れに帰って参りました引揚者の中に四人の第三国人があった。法務省の方ではこの人たちに不法入国という名前をかぶせておったのでございます。
自分たちが十一年間家族に苦労をかけて、これからどうして家族のめんどうを見ていくかということがいの一番に頭にこびりついていると見えて、異口同音に言われることは、われわれは相当の年配であり、これという技術を持たないが、就職ができるであろうかということ、これがいの一番に口をついて出ておりますことに、私ども迎えに行きました者は非常に胸を打たれたのでございまして、その後引揚委員会等にも労働省においでいただいて
この面に対して、厚生省はことし一つ思い切って、私どもこの引揚委員会も、全力を尽して大蔵省説得に御協力申し上げたいと思うのでありますが、もっと積極的な調査究明を進めて、この扶助料が流れていくような御処置をなすっていただきたいと思いますが、いかがでございましょうか。