1953-12-11 第19回国会 参議院 厚生委員会 第2号
さて引揚問題全般につきましては、私どもより今次の送還問題と並行して或いは口頭により、或いは文言によりまして、十一月十日までに十二項目に亘る質問を提出いたしましたが、ソ連赤十字側は手持ちの資料が少いので、回答を受けるまでに相当の時日を要したのでございます。
さて引揚問題全般につきましては、私どもより今次の送還問題と並行して或いは口頭により、或いは文言によりまして、十一月十日までに十二項目に亘る質問を提出いたしましたが、ソ連赤十字側は手持ちの資料が少いので、回答を受けるまでに相当の時日を要したのでございます。
国連調査団が来るかも知れないというお話でございまするが、かような場合においての日本政府側の調査資料といたしましては、引揚援護庁といたしましては、外務省とも十分連絡をとりまして、引揚援護庁としての必要な資料、これは数だけではございません、引揚問題全般に亘つての必要な資料を集めるように準備しております。
それで先程も私が申上げ、山下さん、門屋さんも言われます通り、この問題は引揚問題全般が委員会に付託されておつて、調査案件としてはその一つしかないわけでありますから、案件が終了した時期は、広汎な引揚問題全部が終了したときでなければならず、従つてその時期はまだ到来していないと思います。