1956-01-26 第24回国会 参議院 社会労働委員会 第3号
今回は二百八十三人の引き揚げでありますが、引揚事情その他につきまして自来のそれと著しく相違しております点を申し上げます。
今回は二百八十三人の引き揚げでありますが、引揚事情その他につきまして自来のそれと著しく相違しております点を申し上げます。
それで三、四の問題に移りますが、引揚事情に対しては、私はいろいろと家庭の状況を引用しまして、幸いにして許可も早く下りましたし、又こうした御援助によつて今日無事に我々は帰れたことであつたことは、これは申すまでもございません。
そうして政府当局或いは引揚者のかたがたから引揚事情を聴取いたしまして、又残留同胞の引揚促進に関して努力してきたのでございます。最近即ち先月の末、中共地区から四十八名、フィリピンのモンテンルパから二名のかたが引揚げて来られましたことを承わりました。皆様にその代表者の意味でおいでを願いまして、引揚事情についてお話を承わり、今後の参考資料にしたいと考えた次第でございます。
それから引揚事情でありまするが、今までのところ向うの各公営機関に留用されていた日本技術者の帰国はなかなかむずかしくありました。その理由ははつきり私たちにはわかりません。
併しながら、引揚事情如何によりましては、高砂丸のみでは不十分な場合もあり得るのでありまして、この場合は、政府は船会社との契約によりまして船舶を確保し、帰還輸送業務を処理することと相成るのでありまするが、引揚輸送の万全を期しますためには、通常の契約によることが困難である場合に備えまして、強制命令によりまして所要業務を実施し得る方途を講じておく必要があると考えられるのでありまして、従つてこの法案は、かかる
只今、国際連合に伺つて日本の政府から、或いは向う側のいろいろな同情ある御好意によつて、日本からも三人の代表者が行つて、この引揚事情についていろいろ折衝されたように承つておりまするが、最近各新聞の報道するところによると、或いは国連が取上げた場合においては、現地調査団を派遣するやも知れないと、若しくは現在その問題を掲げておるところの日本、ドイツ、或いはオーストリアに対しても、調査団が来ていろいろ調査されるであろうというようなことを
○兼岩傳一君 最近の引揚事情ですね。