1952-03-27 第13回国会 衆議院 行政監察特別委員会 第15号
○森岡証人 私どもが風聞を耳にいたしましたのは二月、三月のころでありますので、調査を依頼いたしますると同時に、三月の二十七日に県知事に対して搭載物件引揚中止方を申し出ておるのであります。
○森岡証人 私どもが風聞を耳にいたしましたのは二月、三月のころでありますので、調査を依頼いたしますると同時に、三月の二十七日に県知事に対して搭載物件引揚中止方を申し出ておるのであります。
飜つてソ連側においても、昨年末、同國代表部に本院議員が訪問いたしました際、引揚中止の原因は、冬季における天候と、ソ連國内の輸送事情とによるものであつて、これ以外には理由なく、むしろ一日も早く一人残らず帰したいと申述べられておるのであります。
○説明員(高野藤吉君) 今委員長からお話がありました通り、十一日、土曜日に司令部の発表で、今期冬は引揚中止というソ側の通告があつたという連絡がござしまして、これは御承知の一昨年の十二月米ソ協定に基いて、各どちらでも氣候上の理由とかで引揚を中断することができる……。それに基いてまあソ側が通告して参つたわけでありまして、これに対してどうということは、殊に日本政府としてはできない次第でございます。
引揚中止期間五箇月の間に引揚予定していた二十五万人を、月月五万人の引揚げにプラスして引揚げてくるのか、國民としては最も関心の深いところでありますが、これが不明でありますために、國民の一部では、ほんとうに引揚げが始まるのであろうかといろいろ心配いたしておるような次第であります。なるべくくわしい御説明を願いたい。