1952-06-30 第13回国会 衆議院 本会議 第63号
今までは引揚げ許可を受けた物件だけが特殊物件として返還されたのでありますが、今度は艦体そのものも返還されたのでありますから、建設省の所管においての引揚げ物件の範囲、すなわち搭載物件は何ぞやということが問題となつて来たのであります。
今までは引揚げ許可を受けた物件だけが特殊物件として返還されたのでありますが、今度は艦体そのものも返還されたのでありますから、建設省の所管においての引揚げ物件の範囲、すなわち搭載物件は何ぞやということが問題となつて来たのであります。
なお鉄につきましては、これは引揚げ許可物件の項目にはまつたく入つておりませんし、鉄について特に引揚げを県が承認したということはないのでありますが、その鉄が相当多量に引揚げられておるということは事実であります。
ところが先ほど申し述べましたように、西日本海事は、戰艦陸奥のあり場所を見つけて、搭載物件の内容も知つているという点から、その点があつたのだと思うのでございますが、搭載物件の許可を、直接に建設省また極東海軍司令部の方に出頭いたしまして、猛烈に陳情をいたしまして、この引揚げ許可の手配をいたしたのであります。
○高木(松)委員 そうすると、あなた方三月の半ば過ぎに現地に行つて、違法の引揚げをやつているという事実を認定したのですから、違法引揚げによつて引揚げ許可条項以外の、たとえば船体を破壞して揚げたとか、いろいろなことがあるようですが、その被害トン数とか被害金額はちよつとわかるまいが、被害トン数などはわかつておるのですか。監督の責任上、少くとも盗んで引揚げた部分に対する調査はできておりますか。
○岡原説明員 大間、原別間並びに芦崎、近川間といいますか、この引揚げ許可を受けたのは三月二十日でございますが、引揚げまして問題になつた電通省所管の海底電線は、ほぼこれに並行しておる線でありまして、区間は確かにお話の通り違いますけれども、図面をお目にかけるとすぐおわかりになるのでございますが、今ちよつと図面を持合せておりません。区間は違いますけれども、たいへん近寄つた線なのでございます。
○小林(信)委員 やはりそれに関連してお伺いするのでありますが、ただいまのお話を聞きますと、非常に中共からの引揚げ許可も悲観的なように聞かれるのであります。
しかして米国側から引揚げ許可を受けたる指名人である。 右榎本氏の語るところによれば、(宮東氏と小瀧辰雄二氏立会いの上、聞き取りたる二十五年二月十七日榎本氏宅におけるとき夕五時ごろと思う)金額は時価二兆四千億で金属種類は白金(プラチナにあらず)並びに金にして銀にあらず米国の弁護士で元陸軍大佐と称する者が民間情報係を現任している。