1950-03-28 第7回国会 参議院 予算委員会 第23号
若しこの食確法に代る法制を出すといたしますれば本年の秋、十月頃に蒔くところの麦からが二十六年度の食糧に引掛つて來るわけでありますので、いずれにいたしましても、三月三十一日にその効果を失う法律の代替といたしまして、適当な措置を速かに作り上げたいということを考えて、今研究を進めておるようなわけであります。
若しこの食確法に代る法制を出すといたしますれば本年の秋、十月頃に蒔くところの麦からが二十六年度の食糧に引掛つて來るわけでありますので、いずれにいたしましても、三月三十一日にその効果を失う法律の代替といたしまして、適当な措置を速かに作り上げたいということを考えて、今研究を進めておるようなわけであります。
そうしてそれを賣ろうとすると、この規則に引掛つて來る。これは消費地に入つて賣るということを禁止するという意味でこういうふうにされておるのか、ここらあたりが私はよく分らないのですが、御説明願いたい。
勿論営利がなければということに引掛つて來ると思つたのでありますが、そうなると一回やつても営利の目的を以てやつたならば引掛ると思いますから、これは作り直さなければならん。一回でもこれに引掛つて來るということになる。そうするとただやつてやるという人はなかなか少いのでありまして、今頃例え一割でも鞘を儼けて、そうしてやつてやるというのが普通のやり方であります。
そうした趣旨から公約あるなしに拘わらず、一日も速やかに本案の実行をしたいという強い熱意は持つておりまするが、段段申上げました通りな、現在の大藏省の方針、並びに政府の方針でありまするので、これがどの部面に、例えば参議院の集会でできるだけ出したいと思つておりますが、これは緊急性があるかないかということに、必ず引掛つて來るのであります。
又この製造業者の團体を使いまして、統制的に一元的にやりますことは、これ又独占禁止法自体に引掛つて來るのでございまして、私的企業でこの統制的なことを営むということは、同樣の意味で、製造業者のやりました場合でも独占禁止法に引掛つて來るということに相成るわけであります。だから法的にも実情もこういうような機構によつてやらざるを得ないということであります。