1987-03-25 第108回国会 衆議院 商工委員会 第2号
○畠山政府委員 保険事業の財政基盤につきましては、六十年度の引受規模十兆円に対しまして資本金が六十億円という現状でございまして、債務累積国への引き受け緩和という現下の緊急課題にこたえるべく、六十二年度予算におきましては一般会計から一応十億円増額はいたしたところでございますが、御指摘のように、それで十分というわけではないと考えております。
○畠山政府委員 保険事業の財政基盤につきましては、六十年度の引受規模十兆円に対しまして資本金が六十億円という現状でございまして、債務累積国への引き受け緩和という現下の緊急課題にこたえるべく、六十二年度予算におきましては一般会計から一応十億円増額はいたしたところでございますが、御指摘のように、それで十分というわけではないと考えております。
○矢島委員 どうも率直にお認めいただける答弁ではないのですが、それでは今までの、現行の海外投資保険制度についてお伺いするのですが、保険料率を見ますと〇・五五%ないし〇・六五%、これも世界で最も低い範疇に入っていると思うのですが、同時に引受規模を見ますと世界最大で、世界銀行からも高く評価されている、こう聞いておるのですけれども、そのとおりでしょうか。
それから、先ほどちょっと申し上げましたが、保険公庫の保険引受規模につきましては、出資額は小さくなっておりますが、規模は六兆一千億から六兆九千億ということで膨らむ計画になっておるわけでございます。
そういう状況を踏まえまして、総枠を減額しながらも、なおかつできるだけ市中の金融情勢というものを勘案した市中引受規模にしたいと、こういう考え方で資金運用部の国債引き受けをできるだけ増額を図ったわけでございます。資金運用部資金というのは、もちろんその主要な使命として財政投融資というものがあるわけでございます。
その利用状況を見ますと、昭和五十四年度におきましては保険引受件数にして五十九万件、引受保険金額にして十兆九百億円と輸出保険機関としては世界一の引受規模となっております。
英国が約——英国も日本と同じように国営保険でやっておりますが、この引受実績が六兆三千億という、これが第二位でございますが、これを大きく上回る、世界最大の引受規模を持っておるということから見ましても、輸出保険の運営が決して制限的ではないということが言えるんではないかと思います。
その利用状況を見ますと、昭和五十年度におきましては保険引受件数にして五十七万件、引受保険金額にして八兆二千億円と輸出保険機関としては世界一の引受規模となっております。