1986-03-27 第104回国会 参議院 外務委員会 第1号
お世辞でも何でもなく、あなたが大臣に就任されてからの日本の中近東外交というのは、少なくともアメリカの引力圏を脱却しようというふうな基本姿勢のもとに運行され、実施をされてきた、だから中近東諸国から日本を見る目は変わってきたわけですよ、あなたになってから。そういうときに、つまりシドラ湾事件のようなときに、一日も早い鎮静化を期待すると、これは当たり前の話ですよ。
お世辞でも何でもなく、あなたが大臣に就任されてからの日本の中近東外交というのは、少なくともアメリカの引力圏を脱却しようというふうな基本姿勢のもとに運行され、実施をされてきた、だから中近東諸国から日本を見る目は変わってきたわけですよ、あなたになってから。そういうときに、つまりシドラ湾事件のようなときに、一日も早い鎮静化を期待すると、これは当たり前の話ですよ。
そうなってくると、日本を相当かっこうな協力事業の対象として選び取るという、そういう時期が必ずくるわけであって、その意味では、ぼくは四月以降の産油国と消費国のあのラウンドテーブルの方式ば重要なステップになるし、また、OPECの考えているその方向に対して、われわれがいつまでもキッシンジャー構想の引力圏の中でもたつくのではなくて、独自の日本のナショナルセキュリティーの根幹をなすようなエネルギー政策のかじ取