1955-05-14 第22回国会 衆議院 大蔵委員会 第7号
そのものまで引下げようとすれば、預金の金利が下ることが一番早道なんです。これだけの悪法をやって、そして納税者に納得せしめ、そして国民に申訳をしようとするならば、そのくらいのことをもうひとつ思い切ってやられたらどうですか。
そのものまで引下げようとすれば、預金の金利が下ることが一番早道なんです。これだけの悪法をやって、そして納税者に納得せしめ、そして国民に申訳をしようとするならば、そのくらいのことをもうひとつ思い切ってやられたらどうですか。
一方養蚕にいたしましても、あるいは最近勃興しつつある酪農にいたしましても、あるいは鉱工業原料の農産物価格にしましても、統制の撤廃された各種の農産物は、相次いで下落の一途をたどつており、比較的てこ入れのきいておつたといわれる米価においてすらも、計画的にこれを引下げようという傾向が、昭和二十九年度の予算を通じて端的に現われて来ておる。
生産費を引下げるということ、ことに米麦、農産物の生産費を引下げる方向をとるということは、あるいはそれに努力するということは、私どももまつたく賛成でありますが、はたしてそれでは一体どのような方向で、生産費を引下げようとする意欲や努力を持つておられるのであるかどうか、この点ひとつお聞かせ願つて、あとは具体的な問題でお尋ねしたいと思います。
それはどういう点かといいますと、本年の七月頃勧告当時においては、なるほど物価等の状態もいろいろな変動の状態若しくは政府の政策による物価をできるだけ引下げようという方策等の現われ等が一部あるにはありました。併し現在の公務員の給与、その基準を決定しました昨年の三月から比べますと、横ばいであるという現在の物価の状況は一〇%程度上廻つておることは、これはもうはつきりしておると思います。
従いまして、いわばこれの防衛手段といたしまして、内地業者はほぼ五月、七月、九月、北海道業者につきましては六月、七月、八月、それぞれ三回にわたりまして価格を引下げ、あるいは引下げようとする試みがあつたわけでございます。
こんなべらぼうなことをこしらえて、何とかして米の生産費を引下げようという考えが、故意にあるのか故意にないのか別にいたしまして、こんな見つともないものを出されるわけがないじやないですか。だれにもでも聞いたごらんなさい。二十六年から二十七年かにけて工業生産が非常に増大しておる。しかも農機具の生産が異常な増産をしておるのです。生産増になつおる。二十八年はまた生産増になつておる。
私はコストを引下げようといたしますならば、これは賃金よりも、その他にあるのではなかろうかと思うのであります。専門である経済審議庁のこれらに対するお考えを、ひとつ伺いたいと思うのであります。一体鉄鋼産業のコストというものの比重を、どういうふうにお考えになつておるか、その辺のことを伺いたいと思います。
更にこれで引下げようとしているのです。本当はバターや酪農品は上るべきじきなんです。例年同じなんです。上るべきときに逆に牛乳の価格は叩かれているのです。そして餌は高い。ストツクは殖えている。こういうときにさえもあえてバターを、輸入する。これは非常に私は適当な時期ではないと思うのですが、バターの輸入を私は根本的に排斥するものではありません。ありませんけれども、おのずと時期なり、方法というものがある。
特に最近におきまして中共地区あたりからも需要がございまして、東南アジアの市場といたしましては、まだまだ需要の余地があるわけでございまして、そういうふうな観点から考えますると、次第に合理化をして行きまして、国際価格にまで引下げようというときにおきましては、必ずそれに伴う需要が出て来るのじやないかということを考えておる次第でございます。
そのためには現在の国家地方警察の非常に強い国家的の性格を、府県の、不完全ではありますが、自治体警察に引下げようとするから、少くとも警察長と若干の幹部は国の公務員にいたした次第であります。
それで自由競争のためにコストを引下げようということは各メーカーの熱望するところだろうと思いますし、又輸出があのような出血というようなことでありますので、恐らく各メーカーとも開銀の融資を熱望するだろうと思います。
第二点は、資本蓄積の促進に資するため生命保険料の控除額を現行八千円を一万二千円に、但し昭和二十九年分については一万一千円に引上げると共に、又別途租税特別措置法の改正によつて個人の長期の定期性預貯金等の利子並びに配当所得に対する源泉徴収率をそれぞれ引下げようとするものであります。
物品税に関しましては、改進党の内藤委員より、PX用品の横流し防止、高級時計、オルゴール、家庭用テレビジヨン及びジュースについて、課税のとりやめまたは税率を引下げようとする旨の修正案が提出せられ、次に骨牌税法の一部を改正する法律案につきましては、自由党の大平委員から、象牙製以外の牛骨製その他の麻雀の税率を若干引下げようとする旨の修正案が提出され、また国税収納金整理資金に関する法律案につきましては、同じく
本修正案の内容をかいつまんで申し上げますと、骨牌税法の方は、牛骨でつくりました麻雀と練りパイ、その他一番下級の麻雀に対する税金を軽減いたしまして、弱少なメーカーの経営に対する障壁を緩和して、同時に脱税品ができますのをできるだけ押えて行こうという趣旨でございまして、牛骨に対しては四千円を二千五百円、その他に対しては二千円を千八百円に引下げようとするものでございます。
○奥野政府委員 私は、ここへ参りまして初めて入場税の税率を政府案よりもさらに引下げようという話があることを承知したわけであります。それによつて減収が生ずるか生じないか、地方財政上欠陥を生ずるか生じないかという御質問のようでございます。その御質問は、言いかえてみれば、現在の政府案による入場税の収入見込額が寡少であるかどうかという御質問にもなろうかと思います。
人絹、スフに至つてはむしろ安いと、でメーカーの生産価格としてはむしろそういう繊維品においては安いと思われるのですが、それにもかかわらず今のお話だと二十八年度の一〇〇から来年度は八三のところまで引下げようというようなお見通しなんですが、そういうことはむしろ無理な計画なんじやないか。
石油開発五カ年計画の内容につきましては、先に政府よりその内容について説明がありましたように、五カ年間に政府において六十億の助成金と開銀融資十六億の措置を講ずることにより生産量を現在の三十四万キロリツターを百万キロリツトルとし、五カ年間に百五十六カ所の地点に三本ずつの試掘を行い、新たに百六十八カ所の調査を行い、現在一キロリツトル九千三百五十円の原油を七千円までに引下げうとするものであります。
そうするとこれらの物価を引下げようとする場合においては、担保価値の評価の仕方というものがいよいよ辛くなつて来て、中小企業者にはどうにも手に負えぬしろものになつて来ると私は思う。
そこでしばしば委員各位によりまして、この見通しについては自信のある答弁がなされたのでありますが、併し果して物価が政府の考えるほど下るかどうかという問題につきましては、いろいろとこれに反対するところの傾向なり或いは勢力なりというものもあるわけでありまして、結局引下げようとする力と、それからそれを食いとめ、若しくは先高思惑というような勢力というものが勝つか負けるかということが、この二十九年度予算に課せられた
又土地や家屋の値上りを考えました場合、固定資産税の負担は過重であると思われますので、償却資産に対するその負担の緩和をも企図して一面においては、不動産取得税を設けると共に、他面においては、固定資産税の税率を引下げようとしております。このほか自動車税につきましては、揮発油税の負担をも考慮し、揮発油以外の燃料を使用する車及び高級乗用車を中心として税率を引上げることといたしたのであります。
合理化というのは、原料が安いこと、大量生産をすること、国内市場が豊かであつて経済に弾力性があるごと、自主的な貿易が行われること、合理化資金があること、この条件が伴わなければ合理化というものはできないのに、物価を引下げよう、輸出能力を高めよう、そして民需の投資をやろうと言つても、これはさつぱりいかぬと思う。