1960-05-04 第34回国会 衆議院 日米安全保障条約等特別委員会 第28号
しなかったですが、今度は、引き渡し額は、一九五九年から六〇年と、ずっと増加をしてきているわけです。これは一体どういうものがずれてきたわけなんですか。今までの答弁では、約八百億の差額というものは何もわかりません、こうおっしゃっておった。
しなかったですが、今度は、引き渡し額は、一九五九年から六〇年と、ずっと増加をしてきているわけです。これは一体どういうものがずれてきたわけなんですか。今までの答弁では、約八百億の差額というものは何もわかりません、こうおっしゃっておった。
○塚本(敏)政府委員 一九六〇年から計画額に対して引き渡し額が増加している、こういうことでありますが、これは前からのズレの分がだんだん入って参っておりまして、もちろん計画に対しまして、実績は一年、二年、長いものは三年ぐらいずれております。そういうズレのものが後年度に入ってきている、こういうことであります。
○滝井委員 そうしますと、この計画額と対日引き渡し額とは、いずれも食い違っております。ところが、最近になりましてから、特に一九五九年、一九六〇年になりましてから、いわゆる権限法に基づく計画額よりか対日引き渡し額が非常に増加しているわけです。これは一体どういう理由によるのですか。
○朴木説明員 権限額と実際の引き渡し額との差異につきましては、防衛庁としましては一応引き渡しのズレということが当然起こり得ると考えまして、防衛計画及び予算等におきましては、一応引き渡しの可能である見込み額を計算して計画を立てておりますが、そういうような支障は生じておりません。
○北澤主査 防衛庁当局にお願いしますが、お話の通りですから、二十九日までにただいまの計画額とそれから引き渡し額の差額、この二億ドルの内容について数字をまとめて御提出を願います。
次にはこの引き渡し額と計画額との間に、さいぜんあなたも御指摘になりましたように、一九五九米会計年度に七千八百三十一万五千ドルとなっておるのに、引き渡し額は一億六百六万七千ドル、それから六〇年度も計画が八千五百九十二万八千ドルなのが一億一千五百十七万四千ドルとずいぶんふえているのですね。この引き渡し額が特に五九、六〇年と増加をしてきた原因というものはどこにあるのですか。
これによると、日本が五 ○—五九会計年度の十カ年にアメリカから受けたMSA軍事援助資金割当額は七億一千百万ドル、六〇年度は八千五百九十万ドル、しかし、実際の引き渡し額は過去十年間五億六百万ドル。五億六百万ドルということになると、千八百億円ちょっとになるのです。あなたが、きのう私に答弁したところでは、十年間に四千四百億円になるのだ。